会報誌インタビュー「VOICE・この人この声」では、「会員企業は辞書の1ページ」という同友会らしく会員の等身大の声をお伝えしています。
(株)ランドマーク 代表取締役 樫内 健二 氏 (やまと南西支部幹事長)
創業者である妻の父親から承継しました。事業は、自動車保険、火災保険、医療保険、がん保険などいろいろ扱う保険代理店です。法人・個人問わず、奈良県全体で仕事をさせていただいています。
入会のきっかけは?
創業者である妻の父親から承継しました。事業は、自動車保険、火災保険、医療保険、がん保険などいろいろ扱う保険代理店です。法人・個人問わず、奈良県全体で仕事をさせていただいています。
同友会の良いところは?
やっぱり人の話を「聞きっぱなし」ではなく、グループ討論でアウトプットしあって深めることが最強にいいところです。“アウトプットは最大のインプット”が同友会に根付いています。
もう一つが多数決で決めない合意形成プロセスです。ほとんどがAと言って、1人がBと言った時に、その1人の意見をきっちり聞いて一緒に考える。多い意見が勝つのではなく、純粋にみんなそれぞれが考えてることをミックスさせて一理あるなという状態に持っていく。会社でもこの考え方は同じですし、私の軸である「一体感」につながっています。
同友会を会社にどう活かしていますか?
幹事の役を体感することで、どんどんどんどん自分の身になっていき、結果その経験は会社でも生きています。例えば、幹事長をさせてもらった例会での幹事長挨拶、何を発言したら一番みんなに響くのだろうと考えて取り組み続けたことが、会社の会議での発言の質につながっています。役を受けて自分が体感して染み込んだことが、会社で生きているなと思います。考え方の軸となった「一体感」も幹事長の時に考え抜いて出した言葉で、今では一体感が、物事の判断基準になっています。会社でも、気持ちが一致してないなっていう状況があれば、議題に出して話をします。
同友会で何を学びましたか?
経営者のあり方です。これは同友会に出合っていなかったら、本で読んでなんとなく頭で考えているぐらいで、行動が伴わなかったと思います。
経営指針セミナーやいろんな同友会コンテンツを通して、経営者のあり方がとても大事だと学び、今自分に活きている実感があります。
僕の場合は、背中を見せるということが大きいです。自分が先頭を切って見本となるように進めていき、それを見てみんなが共感してくれたり、納得してくれたりして、ついてきてくれる、私が意識している経営者の在り方です。
これからの会社のビジョンを教えてください。
地域のお客さんが安心して保険に入り、暮らせるよう地域に本当に当てにされる、選ばれる保険代理店にさらになっていくことです。