山本建設(株)・ 代表取締役 山本 武也 氏

2016年12月1日 投稿

山本建設は創業以来、公共事業などの土木工事を行い、その後、産業廃棄物収集運搬事業も手掛けています。
平成14年に現在の社長に変わってから、公共工事減少のあおりを受けて、上記事業のほかに、住宅販売事業、太陽光発電システムの設置事業(以下、太陽光)も手掛けるようになりました。現在は宇陀市が本社で橿原市に営業所があります。

会社の強みとして、住宅販売については、資材の共同購入等による低コスト化を図っていること、社長自身が宅建の資格を取り、総合的に不動産の有効活用を提案できること。

太陽光については、土木工事の経験を活かし、のり面工事や営農型(地面に作物を植えて、その上にパネルを設置)などの難易度の高い工事ができる点や、奈良県で2%のシェアを誇っており、県内で有数の規模になっていることが挙げられます。課題として営業力の強化をあげています。住宅販売と太陽光に関する営業展開は以前は紹介中心だったものを、チラシ(新聞折り込み)を強化しています。

将来は、北葛地域に営業所をもう一店舗増やしたいと語る山本氏。そのための課題は社員の採用や教育で、年に1人は採用したいとのことです。

(小野社会保険労務士事務所 小野 啓一)