吉辰商店
代表者 吉井 辰弥

吉井 辰弥-写真
会員氏名
吉井 辰弥
会社名
吉辰商店
役職
代表者
業種
製造、卸・小売
業務内容
懐石箸・吉野杉箸・割箸・各種木工品・ギフト・ノベルティー用品製造卸
住所
奈良県吉野郡下市町下市2764-6
TEL
0747-52-3649
SDGs
4.質の高い教育をみんなに8.働きがいも 経済成長も9.産業と技術革新の基盤を作ろう11.住み続けられるまちづくりを12.つくる責任 つかう責任14.海の豊かさを守ろう15.陸の豊かさも守ろう17.パートナーシップで目標を達成しよう
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SDGsへの取り組み

「8. 働きがいも経済成長も」「9. 産業の技術革新の基礎をつくろう」・
「11. 住み続けられるまちづくりを」
一時期コンテナで割箸を輸入し販売も試みたが、木材のどの部分を使っているか、製造工程を改良するクレーム対応が起こった場合を考え、製造もできる箸問屋に移行されました。製造工程で出るおが屑や削りくずを土壌改良に使用してもらう取組みを行っています。

「12. つくる責任つかう責任」・「14. 海の豊かさを守ろう」・
「15陸の豊かさを守ろう」
使用済の割箸は焼却処分されています。吉辰商店では環境を考えて使用済の割箸を回収し、洗浄・乾燥後に使用用途に合わせて粉砕・発酵・熟成し、堆肥や浄化樹素材やマルチング剤に改良する、循環型の仕組みに取り組まれています。この取り組みは次の植物が育つ環境を整えることにもなり、CO2の排出削減にも貢献するとお客様に提案をしています。また、おが屑や削りくずを日本酒の包装資材の緩衝材として利用いただく取組みを行っています。

「17. パートナーシップで目標を達成しよう」
15年前からホテル・料亭・旅館にお箸選びも「お客様へのおもてなしの心」と提案を続け、外食・宿泊の「非日常(特別)」の時間・空間・雰囲気に価値を上げる取組みを行っています。

「4. 質の高い教育をみんなに」
杉箸づくりワークショップや、育成林を直接見て体験できる林道ツアーを企画し、自然や山の保全や間伐について共に学べる場づくりを目指しています。トレーサビリティの意味があり、杉やヒノキが植えられ育てられている場所を見学してもらい、山を大切に守る重要性を学生や一般の方へ共有する取組みです。

紹介記事

執筆者:株式会社パートナーズ 中野 徹氏

会報誌インタビュー「VOICE・この人この声」では、「会員企業は辞書の1ページ」という同友会らしく会員の等身大の声をお伝えしています。

吉辰商店  代表者  吉井 辰弥 氏 (やまと南西支部長)

なぜ同友会に入会しましたか?入会したきっかけは

当時は奈良県には中小企業家同友会が無く、叔父(父の弟 三男、青果販売会社経営者)から「飲食関係の経営者もたくさん入会している」と紹介を受け、1986年23歳の時に大阪同友会に入会しました。動機は不純で“商品が売れる取引先を見つけるため”でした。その後大阪同友会の東大阪支部の中で、奈良同友会設立準備会ができましたので、立ち上げのタイミングから奈良同友会に参加しています。

ご自身が考える同友会の良いところ

旧・南和支部で取り組んでいた教育講演会では、地域で働いてくれる次の世代を育てていこうと会員企業だけでなく地域の保護者や学校関係者も一緒に学べる場づくりなどをしてきました。このように地域に根差した活動ができるのが、同友会の良いところだと考えています。
また、知らない事を教えてくれる仲間がいるところですね。仲良くなると集って色々話します。30 年以上も前に、当時珍しかったNEC PC9801というパーソナルコンピューターをオモチャとして扱えるように教えてくれた方がいました。そのおかげで、その後に出てきたWindowsも自作で作ったパソコンにいれ、自分でWebサイトの構築やillustratorやPhotoshopを使ってパッケージデザインなどいろいろなものを作れるようになりました。

自社と同友会の不離一体について

前向きな気持ちを貰える仲間がいることで、助けられました。歩んできた人生の壁や苦難を腹を割ってお話ししてくれるから、こちらも身内の倒産のあおりを受けて抱えていた負債の話なども、胸を開いて笑い話として話せたりもしました。
例会のグループ討論や例会後の食事会などで会話をする中での何気ない言葉からも、ヒントやチャレンジする気持ちを吸収できました。原材料を仕入れる資金が無くなったときに手数料だけで伸ばせるビジネスの情報を得たり、海外に販路を広げるようになったきっかけも貰えたりしてきたと思います。

同友会で何を一番学びましたか?

先の見えない時代だからこそ、いつも知恵(アイデア)を出せるように! しかし私は、何もないところから知恵が出てくるとは思っていません。知恵(アイデア)は経験と知識の中から生まれると思っています。同友会という場で、固定観念に縛られる事無く、たくさんの経験や気づきをし、いろんなことを学んでいただきたい。同友会は自分から求め行くと答えてくれる仲間がいる会です。皆さんにとって「素晴らしい未来の知恵の素材を貰える場」 になると思っています。

過去に報告した
例会・行事

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