2022年7月 桜井市長を支部・ブロック役員が表敬訪問

2022年7月 桜井市長を支部・ブロック役員が表敬訪問0

やまと東支部では、宇陀市長、橿原市長に続き、6月 7 日に桜井 市長 への支部・ブロックの役員 7 名が訪問を実施しました 。
冒頭に東田支部長より中小企業家会の紹介 を行い、地域の構成や 全国組織であることを紹介しました。
そして 同友会では、 産官学金など地域の様々な立場の人が連携して地域振興を図るため に 、 中小企業振興 基本 条例を自治体ごとにつくる運動をしており、奈良県内では今のところ広陵町にのみ 制定された 条例を 、今後各自治体にも広げていきたいと考えていることを説明しました 。 広陵町では、条例制定の取り組みはじめから先進地視察などを経て 3 年の歳月をかけ
て 2018 年に 条例が制定され、その後 ビジネスサポートセンター「 KoCo Biz 」ができました。広陵町、大和高田市での共同運営でスタートし、のちに 葛城市、御所市、三宅町、川西町も加わり、その自治体内の企業が無料で相談できる仕組み です。普通のコンサルタントと違い、リ ストラや不動産・設備売却はせず に現有ノウハウで商品開拓をしていくところ が特徴であること などに触れ、これらが地域の事業所の声を吸い上げる条例の会議によって実現したことなどを紹介しました。
また、桜井市や近隣自治体の人口減少の現状に目を向け、 条例づくりを 知る にあたっては 人口が減らない愛媛県東温市 に学んだことも紹介しました。
広陵町で振興条例ができた経緯について、まず同友会 政策委員会から声掛けをしたところ町長から賛同 があり、町役場、商工会、同友会で話し合いを重ね進められた という話 を受けて、市長からは「商工会とも連 携していったらよいのでは」との言葉がありました。
続いて桜井ブロックの梅田副ブロック長から、 2014年奈良開催した 全国大会「青全交」 における バスツアー企画をきっかけに、桜井を中心とした歴史的資源を巡る企画を毎年のように開催。初年の大神神社・纏向遺跡めぐり、次の年には長谷寺、談山神 社、以降は海柘榴市めぐりもして県外の歴史ファンに大変好評であることを紹介 。昨年は山の辺のめぐり、今年は宇陀を中心にめぐる予定であることを紹介。県外の人の桜井 の歴史への興味の高さを放っておくのはもったいないとの見解を伝えました 。
実際に役員自身が関わる2つの活動について 時間を割いて 聞いていただ いたのち、 「まずは同友会について勉強させてもらいま す」との市長の言葉で締めくくられました。

(DOYUなら第349号に掲載)

執筆者:ア・マ・テ・ラ・ス 寺前美加

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