2023年1月 新春情勢講演会

2023年1月 新春情勢講演会0
報告者

下山 朗 氏  大阪経済大学 教授

開催概要
2023年1月26日(木) 18:00~
2023年1月 新春情勢講演会
奈良ロイヤルホテル+ZOOMにて
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参加された方の声

講演やグループ討論から学んだこと、感じたことなどを率直にお書きください。

先行きが不安な情勢なので、まずは自社の付加価値を高め適正価格で販売し、しっかりと利益確保をし体力をつけることが重要。そうすることで、変化の読めない時代へ対応する体力をつけておく必要がある。

グループ討論で様々な視点が持てたので有意義な時間となった。

奈良県のことを、近隣の県と比べて数値で見ることがなかったので、学びしかありません。
奈良がだめやな。と思うのではなく、奈良をどう伸ばすのか?を考えなきゃと感じてます。

どの業種においても、人材育成と確保や専門性を上げる事が必須

私には難しい話でしたが、頂いた資料に見る人によって、それぞれ気付きがある貴重なものだと感じました。

専業主婦率が全国一位であり、それをピンチと捉えるかチャンスと捉えるかによりビジネス展開も変わる。

危機感を感じ戦略、打つべき手立てを考える

情勢を把握することで自社事業の方向性の確認ができる(間違った方向にいっていないか、など)。またエビデンスからその理由を推測することでも、新たな事業のネタがみつかることがわかった

エビデンスから見えるそれぞれの意見があり勉強になりました。

単純に結果を見るだけではなく、その理由や原因をキチンと分析することが重要

チャレンジ
データの悲観的な側面だけを見るのではなく、客観的に検証、楽観的にチャレンジしていくことが大事?

奈良の人口が近畿の中でも大きく減少している状況、その中でどのように売上を維持・拡大していくか、ネットワークやコラボレーションを通して浸透していく、という考え方。

奈良を活性化させる為にも奈良を代表する企業とならなければならない

関西経済の位置付けが小さくなってる事。奈良が滋賀に圧倒的に差をつけられてる事(特に一人当たり県民所得)、万博の奈良の恩恵。宗教産業の大きさ。インバウンド率。など色々学べた。販管費を10%下げる事を考えてみる。

視点を高く、目的を持って数値を見る。他と比べて足りないものを探すより、良い部分を見つける。数字だけをみていても何も変わらない、数字を作っているのは人。人が自ら輝くことで、地域や会社が輝き、その結果エビデンスとして良い結果が見えてくる。

外部環境を判断する上でエビデンスは必要だと感じた。
それを自社の経営にどう活かすが課題。

エビデンスに良い悪いはない。使う人がどう捉えるかで価値が出る。使う人の成長が大切。

奈良のポテンシャルはあるはずです。それをどう自社の経営に生かせるかが問われていると思います。

講演を聞いて、奈良の経済状態がだいぶ悪いと言う事に改めて気付かされたのと2040年、45年の予測推移に実際にならない様に少しでも上向きになる様に取り組んでいかなければならないと思いました。
それには、自社のスタイルを確立し自社ブランドを固めた上で様々な変化に対応出来る様に発想の転換であったり情報発信、奈良県内で経済を回すなどして行くのが必要なのではないかと感じました。

奈良県愛

奈良県が抱える少子高齢化や就業問題が露になりました。

経営環境の変化も数字などの事実から判断材料にしていくことが大事だと感じた。

近畿圏の中でも一番県民所得が低いことは衝撃でした。人口減少はわかっていることなので、それにどう対策を打っていくか重要。

奈良県が元気がないこと 人口が減ることなど数字で示された これを感じてなにか違う切り口を考えなければ

アフターコロナの時代は、再び人とのコミュニケーションが重要になってくる。「あの人から買いたい」「あの人からサービスを受けたい」というように、付加価値を上げることが現状打破の答えになるのではないか。

奈良県の悪さが実感できました。
付加価値を高めて単価を上げることで売上を上げることで、賃金を上げる。

世の中がどうなっているのか、数字という客観的なデータを使用しながら、自社を考えることは大切だと思った。

これからは、自社や自県だけでなく、さまざまな地域や会社とビジョンを共有して融合していくことが大切。

奈良はネガティブなデータも含め、どう対応するか?

エビデンスから見る奈良の現状に少しショックを受けました。我々はより柔軟に考え行動していかなくてはならないと感じました。

企業の存在や未来の展望のために、物価高騰や賃上げに対応していく必要があり、そのために人材確保や人材育成は不可欠であること。

エビデンスという言葉は、業種によって内容が変化する。自社のそれを見つけ、知り、行動にまで起こして「発信」という部分につなげていくことが大切。

高付加価値の値段の高い商品・サービスを各社用意。それを企画の力で結びつける。
徹底的にホンモノの価値、なんでもない当たり前の伝統の中の価値を磨く。

数字・データを改めて示して頂いたことで、自社の方向性 そして自分のやりたいこと、求められている事の1つとして考える機会となりました。

エビデンスから奈良の経済の状況を見て、自身が想像していたより厳しいことが分かった。

奈良に住んでいて、経済の実情を漠然としか捉えていなかったが、講演を聞かせていただき、もっとがんばらねば…地域に根付いた働きができるようになりたい と思った。

自社がおかれている環境が良く分かった。自社が伸ばしていくべきポイントを明確にして、未来を考えていくきっかけとなりました。

学問としてしっかりとした数字を出し、現実を見て考える事

営業職として先方へお伺いするうえでも、エビデンスは重要で、数字に基づき考えることは必要だと、より感じました。特に付加価値、リピートをキーワードに今後考えたいと思いました。

喜ばれる人を育成し、会社の価値を高める
同友会の”人を生かす経営”を学んで高付加高単価の商品・サービスを創り出すことで難局を乗り越える。

普段聴くことが無い経済学観点から見た県内の指標は大変勉強になりました。
すぐに自店に反映しなくとも、自分の知識のひとつとして糧になると思いました。

奈良県経済の悪さを再認識した

奈良県内の経済情勢は近畿圏内でも低いというところでは非常に危機感を持ちます。
企業間の取引きも考えていきたいと思いました。
感度分析の指標の影響が自社のみならず、奈良県内の活性につながる様に、中小企業の役割りを重く受け止めました。

奈良県のデータにまず衝撃をうけました。
どのデータからも厳しい現状が感じられました。だからこそ、厳しい現状を受け止め、そこから自分が一社員として何ができるかを考えさせられました。

奈良県の経済の現状
自社周りだけでなく、社会全体の変化を理解する

奈良の経済は数字から見ると、良くも悪くもなく ただ展望があるかというと、それはやはり中小企業を支える私たち一人一人が自社をどう育てていくかであると討論から感じました。

現実をみる、チャンスはある 共創
下山先生の講義はいつも分かりやすく勉強になります。

普段交流のない職種の方と意見交換ができ、新鮮でした。
ネットワーク作り、コミュニティ作りが大切だなと思いました。

人口減少のデータを見て、自社の10年後に向けてどの様に変化していかないといけないか考えるきっかけになった。

賃金アップをするための方法として、売り上げを伸ばすだけでなく、経費を削減することの大切さについて学べました。

人口減→雇用できない→企業の衰退 と防ぐ手立て、産官学の連携
賃上げ5%は難しいが、上げるための努力が必要

奈良県と滋賀県の県民所得が600万円差があるとは思わなかった。
県全体で所得の向上を目指さないと、もっと人口が減ってしまう

情勢の分析から今後を読み解くことが経営者には必要

奈良の現状を知った上で、今自分に何ができるか

エビデンス=実証的な根拠を元に分析をする事で、より明確な問題点が見えてくると感じました。
数値は真実を伝える。また、想いの部分を数値化する難しさも学びました。

エビデンスの大切さ エビデンスにする事の難しさ等 考えさせられました。

中国の影響が関西に及ぶこと
奈良の産業の中で宗教が一番ということ
知らなかったことが多かったので、参加して良かったです

奈良県の将来が不安になってきた
会社、社員、その家族が輝くことが大切だと思った

エビデンスの活用の仕方
下山先生の話が分かりやすかった

社会の変化をよく見て、先手を打つことが大切。
人口減少は需要、働き手の数の両面に大きな影響があるが、他県と比較してなぜ奈良はこんなに減るのか?県内でも南北格差が広がる。術はないのか?

色んな業種の方のお話を聞かせていただき、何のために会社をするのか、何のために利益を出し、それをどう使っていくかという話を聞き、勉強になりました。
自分の会社に誇りを持って、利益を生み出し頑張りたいと思いました。

各業種ごとに危機感は持っているが、具体的な案や対応策はこれから検討していくように感じた

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