Doyuなら344号編集後記より

「望年会」という表現には、同友会に入って初めて出合いました。忘れてさっぱり次に行こうではなく、過ぎたことを糧にして「翌年に望む」という意味を込めた言葉に魅力を感じますし、普段の学びモードではなく、熱気と楽しさにむせかえるような交流の場は、12月の同友会の風物詩だと思っていました。当たり前を揺さぶられ2年ぶりに実施された望年例会は、心が重なるさまが感じられるような場でした。描く展望を聴いてくれて、実現までの過程を知っていてくれる仲間がいるというのは、未来を望むときにとても大きな力をくれるのではないかと感じます。

(奈良同友会事務局 山崎 聖子)