Doyuなら351号編集後記より

「広報・情報化委員会に参加して」

広報・情報化委員会でPR(パブリックリレーションズ)という言葉を学びました。20世紀初頭からアメリカで発展した、組織とその組織を取り巻く人間(個人・集団・社会)との望ましい関係をつくり出すための考え方および行動のあり方だとのことです。ただ、日本では単に「広報」と訳され通常「宣伝(プロモーション)」と狭義の意味で使用されています。本来「広報」とは、組織の理念・ビジョンを元に自身のブランディングを形成し、社員・顧客・地域社会に対して、強み・個性・価値観を伝え続け、良好な関係性を作ることと幅広い意味を有しているとのことです。「何と可能性を秘めた活動だろうか」と目からウロコでした。

奈良同友会では、近年、行政・金融機関、教育機関との連携が広がりを見せています。委員会では「そもそも広報とは?」の学びを深めながら、会内外の方々に同友会の魅力を発信し、より良い関係を構築することを目指しています。

 (奈良同友会事務局 渕上 芳昭)