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例会・行事内容
「ヒト・モノ・カネ」の中で「ヒト」に重点を置いたお話で学べる機会。環境的にも報酬的にも就職場選択には厳しい業種である中、海外にも工場を置いたこともあった。また、高齢者には新しい技術を覚えてもらうのではなく、できることをやってもらっているだけという指導スタイルには驚かされる。
近年のコロナ問題においては、外国人実習生23人全員が陽性となりクラスターが発生。そのとき対応する自分の中に、他国からの若者を「預かっている」という意識を持つようになった。自分にとって家族のように感じながら、働いてもらっていることが自社を支えているという喜びを知りえた機会だった。その後、様々なエピソードを経て、代表者として素晴らしい「縁」でつながれているという考えに至る。従業員がほぼ女性であるが、今では年齢・国籍、そして性別に関係なく、皆が「娘」という意識で会社経営に臨んでいる。
自国に帰って日本人と関わる仕事や、再来した場合でも、自社ではない会社へ就職した時のことも考え、雇っている外国人に現会長が独自の日本語教室を開くなど、思いやりの詰まった教育に力を入れている。従業員たちを「娘たち」と呼ぶ中川氏の、昭和を生き抜いた経営の姿を赤裸々に受け止めることのできる例会かもしれません。
アクセス
やまと中央支部の例会・行事予定
めざすは選ばれる同友会型ビジョナリーカンパニー
2024年4月25日(木) 16:00 開始
- 報告者
藤岡 義己 氏 ㈱イーエスプランニング 代表取締役 兵庫県中小企業家同友会 代表理事
- 場所
奈良ロイヤルホテル