コロナ禍を乗り越え、新たな飛躍へ:「しあわせ屋」の挑戦

2023年11月23日 投稿

新型コロナウイルスの流行が始まった2020年、売上は30%も減少し、経営は危機に瀕していました。

しかし、福山氏は営業先をリストアップし、ダメ元で営業に行い何とかコロナ前の売り上げにまで戻り安定させました。

「しあわせ屋」の特徴は、何と言ってもそのお弁当に含まれる胡麻団子です。
コロナが収束に向かうにつれ、、修学旅行やホテルからの注文が戻ってきて急に忙しくなり、多い時には一日に1000食を作ることもあります。

さらに、コロナ前には外国人労働者を積極的に雇用し、調理の分野で大いに貢献しています。
コミュニケーションの課題はありますが、調理だけでなく、他の分野でも活躍できるように育成を模索しています。

新たな取引先からの注文増に伴い、人手不足が現在の大きな課題となっています。
特に管理業務の人員が不足しており、改善を図る必要があります。

コロナ禍の中、事業再構築補助金を活用してグループホームを開設されました。開設して一年、はじめての福祉事業でしたが、同友会の仲間にいろいろ紹介してもらい稼働率を50%まで持ってこられました。

福山氏は、理念経営があったからコロナ禍を乗り越えれたと話されます。

最後に「いろいろやりたいことやアイデアはあるが、今はまず会社の土台を固めていくことが最重要課題、がんばっていきましょう」と話されました。

執筆者:株式会社office masui 益井 貴生