1.地域活動

同友会の基礎単位として、すべての会員はいずれかの支部に所属します。その支部活動の中心は、支部例会とブロック会です。同じ悩みをもつ経営者が、経営者の生き様、哲学、戦略を、お互いに「知りあい」「学びあい」「援けあう」なかから仲間が生まれます。

支部例会

「学ぶ場」は、各支部ごとに開催される「支部例会」が軸になっています。支部例会は、いわゆる勉強会やセミナーというものではありません。情勢に立ち向かい、自ら企業の進路を切り開いている会員の報告を基に、経営者が自社の課題と照らし合わせて、お互いの経営体験や悩みを本音でぶつけあい、学びあうのが例会です。

ブロック会

支部をいくつかのグループに分けたものがブロックです。ブロックが開催するブロック会は、同じ課題・目標・志をもった会員が少人数で学びあうことができます。お互いが「社外重役」として真摯な交流を行い、経営体験だけでなく、経営者としての生き様、悩みや課題も含めて知り合うことを目標としています。

2.委員会活動

自社課題の「発見」「解決」「実践」「共有」の場

特定の経営課題を継続的に追求し、中小企業の問題解決を目指します。
現在、8つの委員会があり、自社の課題にあった委員会に所属する事で、お互いに学びあう事ができます。

3.部会活動

各部会活動について

3.専門家チーム・ワーキンググループ

専門家チームの目的

①奈良同友会会員の専門家(士業など)が、専門家の立場・視点から/自身も経営者の立場・視点から労使見解や同友会がめざす企業づくりのあり方を深められるように学びあう場をつくる。

②経営環境や、法令・施策などについて情報を集約し、会員企業に有益なものを提供し企業づくりの支援を行う。また理事会や他委員会とも連携しながら、必要なセミナーの提案・企画・運営なども行う。

③専門家ならではの悩みや葛藤を出しあいながら、励まし磨きあえる関係づくりをめざす。

経緯

これまでリーマンショック、東北震災そして直近のコロナなど、経営環境が激変する際には、その都度会内の専門家会員から有志を募り、専門家セミナーの開催や、相談窓口の解説などを行ってきました。

加えて近年は、働き方改革やインボイス制度など、災害級ではなくてもさまざまな経営環境変化が、中小企業の浮沈には大きく影響しています。
専門性の発揮が単発的な取り組みではなく、継続的な情報提供という形でできる体制が求められます。

あわせて専門家会員自身からも、これからの社会の中小企業にどのような経営支援の視点が必要なのかを、同友会理念に照らして学ぶ場の要望があり、それに応える形で月1回の会議を実施してきています。