(株)郡山共同園芸 小柳 和也 氏~「VOICE・この人 この声」第25回

会報誌インタビュー「VOICE・この人この声」では、「会員企業は辞書の1ページ」という同友会らしく会員の等身大の声をお伝えしています。

(株)郡山共同園芸 取締役  小柳 和也 氏 (やまと中央支部幹事長)


小柳和也です。株式会社郡山共同園芸の取締役を務めており、造園土木の設計・施工を中心に、公共事業を手掛けています。

入会のきっかけは?

最初は商売目的でした。何度かゲスト参加したとき、同業者がほとんどいなかったんですよ。これはお客さんを増やすチャンスだなって。でも、入会のきっかけは人でした。何度も連絡をくれて、すごくいい人だなって思いました。『こんな人たちと一緒に勉強できるなら』と思って、入会しました。
当時は、会社経営に携わり始めていましたので、勉強をしたいということもありました。

同友会の良いところは? 

同友会の一番良いところは、形に囚われずに学べる環境です。参加するのもスーツだけじゃなくて作業着でもOKなんですよ。それって、見た目よりも『学ぶこと』を大事にしているってことですよね。どんな人でも経営を学べる場を作っているところが、すごくいいなと思います。

自社と同友会の結びつきは?

同友会の理念に『国民や地域と共に歩む中小企業』っていうのがありますが、うちはまさに地域密着型の会社なので、すごく共感できる部分が多いです。時代の変化に合わせて、会社も変わらないといけない。その方向性や将来の見通しを考える上で、同友会での学びがとても役立っています。

同友会で何を学びましたか?

同友会で一番学んだことは、自分の立ち位置を知ることです。仕事だけをしていると、自分がどれだけできているのか、何ができていないのかが分からなくなることがありますよね。いわば、井の中の蛙になってしまうんです。でも、たくさんの経営者と話をしていると、自分の会社が今どの段階にあるのか、経営者として自分がどのレベルにいるのかが見えてくるんです。そこから、『何を勉強すべきか』『どの順番で学んでいけば良いのか』が具体的に分かってきました。そういう問題を課題に変えて、解決していく力をここで学びました。これは、同友会でなければ得られなかった大きな学びだと思っています。


執筆者:株式会社office masui 益井 貴生