事業内容

日本にある企業の99.7%は中小企業、そして働く人の69.7%は中小企業で働いています。
中小企業家同友会は、多くの人の”働く”や”暮らす”を支える中小企業の経営を通して、よりよい社会をめざす運動を展開しています。
事務局員は中小企業・小規模事業所の経営者である会員とともに様々な取り組みを行い、その運動を推進する役割を担います。
奈良同友会では、地域の未来を一緒に創り出していく事務局員を募集しています。
同友会とは?

中小企業家同友会は各都道府県にあり、
それぞれ独立して運営しています。
奈良県中小企業家同友会は、1987年に112名でスタートした
奈良県に所在する同友会です。
現在およそ470名の経営者が会員として所属し、
「よい会社・よい経営者・よい経営環境」をめざして
自社経営について学びあったり、協力して事業の計画や
実施にあたったりしています。
事務局が担う役割
会では様々な業種や規模の中小企業の経営者が交流しますが、企業の数・経営者の数だけ「課題や悩み」があり、
「課題を越えてきた知恵」や「社会を見通す視野」そして「中小企業家の想いや誇り」があります。
同友会事務局は、そのような経営者同士の真摯な交流・切磋琢磨により
「よい会社、よい経営者、よい経営環境」の実現につながるよう、
企画・運営から営業、事務まで幅広い業務を行います。
奈良県中小企業家同友会で行う業務
企業訪問・入会手続き
会員企業を訪問し、現在の経営課題や取り組みを聞き取ります。経済ニュースで報道されるのは多くは大企業の内容です。自分たちの地域の経済情勢や企業の具体的な取り組みはとても大事な情報で、訪問などを通して得た生きた情報を会活動に生かしています。
入会希望者に対しては、会の説明や手続きを行います。「よい会社・よい経営者・よい経営環境」をめざす仲間が増えていくのは、うれしいことです。

行事の企画・運営
会員である中小企業経営者が学びあう行事の企画・運営を行います。内容の検討から運営方法、広報と参加促進など、質量ともにより充実するよう知恵をしぼります。コロナ禍以降は、オンラインやオンラインとリアルを組み合わせた行事も増え、安定的に参加できる環境整備にも注力しています。

会議の運営・参加
同友会には、地域や経営課題などに応じて部署のような内部組織が多数あります。事務局はそれぞれの組織での行事の企画や、経営課題に応じた取り組みを検討する会議の運営に参画します。活発な意見が出て課題解決に進んでいく会議になるよう、役員経営者とともに協力して考えていきます。

事務作業
会議資料や広報資料の作成、各種の事務的な手続きなど、事務所内でのデスクワークも欠かせません。IT化も進めながら、必要な業務がスムーズに進むように事務局内でも役割分担や連携を図りながら進めています。

会外機関との連携
会外の関係機関(行政・金融機関・教育機関等)とも、さまざまな場面で連携の輪が広がってきています。よい地域・よい社会をめざす中小企業経営の立場から、社会の多様な立場・組織と手を携えられる接点を考えて関係づくりを進める仕事は、今日明日に結果が出るものではありませんが大きな意義があります。

先輩事務局員の声

- 名前
- 渕上 芳昭
- 出身校
- 大阪桃山学院高校、関西学院大学大学院
- 入社日
- 2016年6月
入社した理由
新しいビジネスの創造、事業を通した地域社会の課題解決などに取り組む会社がたくさん会員として活動し、日本社会のあらゆる分野でフロンティアを切り開いているのを知り、そんなワクワクするような活動に自身も関わりたいと思いました。
経験した部署
- 毎月開催される会社を良くするための経営者の学びの場である例会や行事の準備。
- 地域ごとの会員で組織する支部の活動をより良いものにするために、行事開催や役員会議の運営を会員と話し合いながら進める。
- 地域の中学校を会員経営者と共に訪問し、教員のみなさんとも意見交換しながら色々な仕事や経営者の想いを紹介して子供たちに伝える授業づくり。
- 大学の教員・研究者の方と相談しながら、大学での「中小企業論」の講義を会員と共に担う取り組み。
- 定期的に開催される全国行事に会員と共に参加し、奈良の会社づくりにも活かせるエッセンスがないかアンテナを張って学ぶ。
- 会員の会社を訪問し新しい事業の構想や困りごとをリサーチする。
- 全国組織としてのネットワークを生かして、他府県の同友会や会員企業を訪問して先進的な取り組み(日本初のものもあります)を学ぶ。
- 行政と協力して中小企業振興による地域経済の持続的発展について意見交換し施策に反映させる。
現在の私の仕事
上記仕事に加えて
- テレビ局などのメディアを訪問して行事の案内や会の取り組みを地域社会にPRする。
- 大学のキャリアセンターを訪問し、大手就活サイトには出てこない地元奈良の「よい会社」の取り組みや採用情報を案内する。
意気投合した大学とは、魅力ある奈良を共同でつくろうとインターンや出前授業などの取り組みを発展的に進めていく。
など、外部機関との関わりと作る仕事にも取り組んでいます。
同友会事務局の雰囲気


少人数ですがお互いのライフスタイルを尊重し、両立できる働き方ができるよう協力しあっています。
職場のみんなが互いを思いやっていて何でも話せる関係です。
1日の仕事の流れ
出社
9:00に出社し、事務局の清掃等をおこないます。
9:30には朝ミーティングを実施し、前日の業務報告とその日の計画などを共有します。日々の業務のなかでの方向性の確認や疑問についての意見交換、また取り組みの成果などを全体で確認して1日の業務に臨みます。

行事資料作成・問い合わせ対応など
必要な書類や、今後の企画の立案などのデスクワーク。その間に会員や会外から、さまざまな問い合わせを受けるので都度対応していきます。

会員企業訪問・入会訪問
事業の取材や行事打合せなど、奈良県内の北から南まで会員企業訪問を行います。
入会希望の事業所へは、会のご説明やゲスト参加いただける行事のご案内などに伺います。
鉄道沿線以外は、車での移動となります。奈良の場合、同友会事務局員にとって自動車運転は必須と言えます。

終業

出社
事務局清掃と朝ミーティングののち、行事の準備を行います。
資料の最終仕上げや、印刷、機材の準備など、より充実した行事にするための工夫をしながら進めていきます。

役員との会議打合せ
複数の担当を持つこともあるので、数カ月先の行事や会合の打合せも同時に進めていきます。

行事の運営・学びの場への参加
会員と一緒に設営準備をし、行事の運営を行います。企業経営のさまざまな課題について、真剣に学びあう経営者の交流の場は、事務局員にとっても鮮度ある情報と学びを得る機会となります。

行事の撤収・終業
行事の片づけをして、終業となります。夜の行事・会合の終了後は会場から自宅へ直帰することが多いです。

出社
夜の勤務に備えて午後出社。
会議の準備や、役員との打ち合わせなどを行います。

会議の設営と参画
会議ではさまざまな意見が出され、今後の方向性が決まったり、経営課題に対する議論が深められたりします。
会議の内容を記録し、今後の活動に生かしていくことも大切な仕事です。

行事の撤収・終業
行事の片づけをして、終業となります。夜の行事・会合の終了後は会場から自宅へ直帰することが多いです。

募集要項

- 募集予定人数
- 若干名
- 選考方法
- エントリー
- 会社説明会
- 履歴書・レポート提出
- 一次面接・筆記試験
(時期により:事業見学・レポート) - 二次面接
- 最終面接
- 募集学科
- 全学部全学科
- 募集対象
- 大学生、 大学院生、 既卒者
- 求める人物像
- 地域社会や中小企業に興味をもち、地域や日本経済の持続可能な発展を自分も関わりながらつくってみたいと思っている人。
自分が知らないことにも、人と協力しながら取り組んでいく姿勢がある人。
団体概要

- 所在地
- 〒630-0815 奈良県奈良市東向中町6番地奈良県経済会館407号室
- 設立年月日
- 1987年(昭和62)年6月4日
- 従業員数
- 4名(正職員2名、パート職員2名)
- 関連会社
- 47都道府県および全国協議会に同様の事務局があり、現在約350名が事務局員として働いています。
全国の研修会や行事などを通して、交流を図っています。
- お問い合せ
- 【TEL】 0742 25 5660
【FAX】 0742 25 5666
【MAIL】下記メールフォーム
担当:山崎
採用情報

- 雇用形態
- 正社員(試用期間3ヶ月)
- 勤務時間
- 9:00~22:00の間の8時間(休憩60分)
※一ヶ月単位の変形労働時間制
※毎月の会合や行事により、スケジュールを相談します。
- 給与
- 初任給(大卒・短大卒・専門卒・既卒)235,000円
既卒は年齢・経験を加味した俸給表で算出します
- 諸手当
- 残業手当、役職手当、子育て支援手当、通勤手当、車両手当
- 昇給
- 年1回(5月)
- 賞与
- 年2回(7月、12月)
- 休日・休暇
- 年間休日125日(2024年度):
毎週土・日曜日および祝日、夏季休暇(8/13~15)、年末年始休暇(12/29~1/3)
年次有給休暇(6ヶ月以上10日最高20日、時間単位取得可)
産前休暇・育児休暇(実績あり)、特別休暇
- 福利厚生
- 社会保障完備、退職金制度、定期健康診断、交流会
- 教育研修
- 当会が行う各種研修および関西や全国での研修交流会
- 資格等
- 普通自動車免許(AT限定含)