学園前総合法律事務所 弁護士の馬場智巌氏に「本当にやりたいことをやる弁護士事務所経営」をタイトルに会社紹介をしていただきました。
自己紹介から始まり、弁護士の職業内容、弁護士業界の現状、弁護士のおカネの仕組み、今後の展望に至るまで、非常に興味深いお話しを聞くことができました。中でも、個人的に興味を引いたことは、紛争処理業務以外への技能の転用というところで、社外取締役という活躍の場があるということでした。のちに意見交換しました馬場さんは何屋さんですか?の問いにも関連しますが、“予防屋”という概念です。紛争はときには、心が折れてしまう場面もありますが、この“予防”というところは、専門的な技能を生かして、人々をストレスから遠ざける業態として、意義のあるカテゴリーであると思いました。
後半は、同友会HP掲載用の「会社自己紹介内容フォーム」フォーマットに沿って、馬場さんが事前に用意していただいた回答をもとに質問や意見交換を行いました。
何のために経営をするのか?何を通じて存在意義を発信していますか?どんな価値を提供して社会に貢献していますか?の答えの一つとして、事件を予防する、病気・怪我を未然に防ぐ、震災、災害から、建物を守る、突然の死に対する備え、世の中をより便利に快適にするために、新しい仕事(ビジネス)を創り出していく中で、ストレスになることを事前に防いでいく業態は、今後、世の中が多様化していく中で、今まで以上に求められるビジネススキームであると考えさせられ、学びとして自社の事業展開に生かしていきたいと思いました。