2020年10月8日19時から三笠エリア会を開催しました。
三笠エリア会は、三笠中学校区の中小企業経営者が集まり、同友会の3つ目的「よい会社をつくる、よい経営者になろう、よい経営環境をつくろう」をもとに毎月、開催しています。
現在はコロナ渦ということもあり、実際に会場にこられる方とZOOM参加の方、両方のハイブリットで開催しました。
全国青年経営者全国交流会inZOOMでの学びと気づき
9月17日18日に開催された、全国青年経営者全国交流会inZOOMでの学びと気づきの共有を行いました。
・約1480名参加だった。混雑などもなくうまく運営されていた。
・価格競争をしていたが、商品を特定のカテゴリに絞ることで、付加価値が高まり、絞ることによって、自社の事業領域が確定したという報告を聞いた。
例えば一つの業種での商品ひとつひとつは世の中にたくさんあるが、商品の軸をしぼることで、他の商品との組み合わせ方で独自性につながり、新たな商品開発につながっていた。一旦絞ることで独自性が生まれ、絞ったことがすべてのことに広がるということを学んだ。自社の業態開発につなげたい。
・二日目の全体パネルディスカッションで、「コロナで叩きのめされているが、うちでこんなけしんどいから、よそはもっとしんどい。自社はこの状況を耐えれるから、耐えきったあとに勝負する。」という言葉に勇気をもらえた人はたくさんいたと思う。
・「こだわる経営数値」が会社によって違うことが学びになった。
永久劣後ローンの情報共有を行いました
永久劣後ローンに関しては、立教大学山口名誉教授の動画を御覧ください。
参考リンク:中小企業救済へ支援策提案/立教大学名誉教授 山口 義行氏[北海道中小企業家同友会HP]
コロナ融資で年商の3ヶ月6ヶ月借りている中小企業の中で、措置期間が明けた3年後には返せない、もしくは、返すことで、事業を回せなくなる可能性が高い企業が少なからず存在します。
現在、劣後ローンはでてきましたが、公的な再生支援の枠組みに入らないと使う事ができないのが現状です。それをもっと緩やかな枠組みに変えるように働きかけていく必要があるという話をしました。
「会社を成長させるために数値をどう意識しているか?」グループ討論
グループ討論では、「会社を成長させるために数値をどう意識しているか?」を討論テーマに話し合いました。
・定期的な収入になる案件数を意識している
・評価の数字と会社の営業数字とは違う
・付加価値額を意識している
・行動した数を意識している
会社を成長させるための数値とは、管理するための経理的な数値ではなく、行動した結果を生み出し、次の計画と行動につながる数値であり、社内での数値設定もまた、実際に行動した結果から生み出されていくようにしていく必要があると感じました。
参加された方の声
絞ることにより逆に広がることもあるのではないかと学びました。
テーマを決めて課題を出すことでの気づき学びは本当に面白い
絞り込むことで、集中して、その分野に新たに関連するものを取り入れることができる。指標の位置付け。
やっぱり意見交換が楽しい。
エリア運営も自社運営も近いものがあると感じました。数値管理だけでは行動につながらないが、目標を定めて行動につながるような数値管理をして行きたい。