2021年12月1日投稿

宇陀ブロック会員が全員出席！宇陀市長との行政懇談会

10 月20 日宇陀ブロックでは、宇陀市の金剛一智市長ほか県や市で地域振興に関わる行政職員をお招きし、懇談会を開催しました。初めてとなる機会には、行政から5 名、会外のゲスト経営者2 名、同友会会員18 名の合計25 名が参加し、会員企業の会議室がいっぱいになるほどの盛会となりました。

冒頭、今回の開催にいたる関係者間のパイプ役となったダイワホーサン(株)の辻本勝次氏より、経緯や懇談会に寄せる期待が述べられ、つづいてやまと東支部の東田誠次支部長（大和化学工業(株)）より、奈良同友会の会の特徴や趣旨、また事業所が所在する広陵町で進み、自身も中核メンバーとして関わっている中小企業振興基本条例の取り組みについて紹介しました。その後は宇陀市より参加者の自己紹介、金剛市長の挨拶をいただきました。
市長挨拶から懇談会まで一貫して、行政からは「地域の事業者の声を直接聞きたい」というメッセージが出され、実際に土地の活用、宇陀市のブランディング、観光業の可能性、地域企業の若者の採用状況など、具体的な実態と課題についての意見交換が旺盛に行われました。

活発な交流は熱を帯び、宇陀ブロックの菊田修ブロック長（グローバルトレーディング(株)）からは、「宇陀ブロックは会員参加率が100%で、本気で宇陀市を良くしたいという企業が集まっている。我々も宇陀市の将来の計画に参加したい」とコメント。行政側参加者からも、「何点かキーワードがあり、相談しながら計画に何らかの形で落とし込みたい」と意欲的な感想が述べられ、今後も継続的に開催していく方向性で一致しました。次回は市観光課の担当職員も交え「宇陀のブランディング」を目的とした話し合いを行う案も確認されました。