2023年10月から、消費税の仕入れ控除の方式として適格請求書保存方式(インボイス制度)が導入されます。適格請求書を交付できるのは「適格請求書発行事業者」に限られており、「適格請求書発行事業者」になるためには、事前の登録手続きが必要です。
また、仕入れ先や発注先が免税事業者の場合は仕入れ控除ができなくなるなど、すべての事業者に影響があり、準備が必要です。
そこで、6月14日(火)に未来創造マネジメント(株)谷口 良平(三笠ブロック会員)を講師に、インボイス制度の概要について分かりやすく解説いただく合同ブロック会を開催しました。当日は、ゲストを含めて30名が参加しました。
参加者は、消費税について、インボイス制度の仕組み、外注先が免税事業者の時にどう対処するのか、免税事業者のとるべき方法、について熱心に耳を傾けていました。
参加者からは、「まだまだ知らないことが多いのでこれからも学習が必要」「介護事業者だが、これから保険外事業を拡大するので対策を考えたい」「そもそも免税事業者には非課税の権利がある。免税事業者の権利を骨抜きにするインボイス制度のあり方は問題では」との感想が寄せられました。