2022年8月 奈良県立高等養護学校を訪問

2022年8月 奈良県立高等養護学校を訪問0 2022年8月 奈良県立高等養護学校を訪問1 2022年8月 奈良県立高等養護学校を訪問2
2022年8月 奈良県立高等養護学校を訪問0 2022年8月 奈良県立高等養護学校を訪問1 2022年8月 奈良県立高等養護学校を訪問2

障害者共働委員会は、 障害者雇用をはじめ多様な人材が働くこと、働き続ける環境づくりについて学びあっている委員会です。月 1 回会外の専門家も交えて開催している 委員会では、「障害とは」「多様性とは」を理解するための専門知識や、 最新情勢に関する学習を重ねるとともに、各社の課題 や悩 みをグループ討論で交流しながら深めていま す。

6月 1 日に 委員会メンバー 12 名で、田原本町にある奈良県立高等養護学校を訪問しました。進路指導部長の窪田先生より、学校の方針や 3 年間 のカリキュラムについて説明をうけたのち、校内を視察。そして先生も含めた グループ討論を行い、当日得たことや、今後委員会あるいは自社でどのような取り組みをしていけるかについて、意見交換を行いました。
参加者からは「すれ違って挨拶してくれる生徒さんの様子や、清掃が行き届いている校内から、学習のレベルの高さを肌で感じた」「障害の有無に限らず、こちらが“この社員ならこれはでき る、これは難しいだろうと 勝 手に 思い込みで判断し がちだと思い返した」などの感想がありました 。就労に特化した学習カリキュラムや、 社会経験や適性判断のためにも企業実習の意義があること 、生 徒本人にとってできること・できると思える自己肯定感を広げたい という先生方の理念 などを伺うなかで、実習の受け入れを 前向きに検討したいという企業も複数あ りました。最後は学校との連携も深めながら、会員企業での実践を 広げていこうと確認しました。

執筆者:奈良県中小企業家同友会 事務局