11月14日（火）奈良財務事務所 懇談会 開催報告
11月14日、奈良財務事務所と事業承継をテーマに懇談会を実施しました。
財務事務所からは理財課の塘課長ほか２名、奈良同友会からは佐野副代表理事（専門家チーム座長）と事務局が参加。
佐野副代表理事は10月に北海道同友会が事業承継支援を行う「つなげる」という仕組みについて視察してきたところでもあり、その取り組み内容を紹介するとともに、近年のM＆A市場における動向や中小企業の事業承継の現状などをお話しました。
財務事務所からは地域の経営資源としていかに中小企業の存続を支援するかが地域全体の課題であるという問題点とともに、そこに金融機関などの支援機関、行政機関、そして民間がどのように役割を果たせるかを模索している旨の説明がありました。
奈良同友会の会員のうち3割が60代以上となっています。2025年問題といわれる経営者の高年齢化ですが、見通せない未来ではなく確実に来る環境変化です。10年ビジョンを描くとき、中期計画を書くとき…さまざまな切り口で考える必要性を会内でも広げていく必要があると再認識しました。
（奈良同友会事務局 山崎 聖子）
