2024年12月 なら支部例会
アイリス流‼
人生の質が向上する会社づくり

2024年12月 なら支部例会0 2024年12月 なら支部例会1
2024年12月 なら支部例会0 2024年12月 なら支部例会1
テーマ
アイリス流‼
人生の質が向上する会社づくり
サブテーマ
~『役職』から『役割』へ~
開催概要
2024年12月20日(金) 18:30~
2024年12月 なら支部例会
奈良県コンベンションセンターにて
この報告の例会・行事詳細はこちら

一人一人を把握し適材適所で全社一丸へ

なら支部の12月例会が奈良県コンベンションセンターにて開催されました。今回、報告をされたのは(株)アイリスの伊藤貴也さんで「アイリス流!人生の質が向上する会社づくり~役職から役割へ~」というテーマでお話しいただきました。

 

まず自分の生い立ちから、接骨院を立ち上げ介護の世界へと会社を展開された流れを説明。最初から会社のルールを自分なりに作り、修正を繰り返し今現在に至るまで(株)アイリスのコア部分をつくってこられました。26歳という若さで独立し、ルールをつくり設備投資をし、人材を確保し経営を順調にしていくまでには苦労が多々あったかと思われます。報告の中ではなかなか苦労の部分を感じることはできなかったですが、これも伊藤さん流なのかなと思います。

 

苦労されたことについては、スタッフ同士のもめ事があったことを語っておられました。それ以外は、あまり受け取ることがなく、本当は苦悩されたと思いますが、結果的にその小競り合いが今はお互いを尊重し合う仲になり、伊藤さんの思う所のひとつひとつが着実に行われている感じを受けました。これも全てスタッフ一人一人の性格を把握し、適材適所を任命し、それが当てはまり、経験・年齢にこだわらず配置する伊藤さんの手腕が良い方向に向かっているような気がします。

 

伊藤さんは「経営指針成文化&実践セミナー」に三度参加されており、「経営理念」はその度にブラッシュアップされ、地域に密着した素晴らしいものに変化していっているように思います。改めて経営理念を掲げ、その目標に会社全体で向かっていくこと。また、その意義がスタッフをはじめ全体に浸透していることがどれほど大事かを気づかせていただきました。

 

今回の報告について、座長という大役をいただきありがとうございました。

執筆者:米澤塗料㈱ 米澤 清次

参加された方の声

例会報告から学んだこと、感じたことなどを率直にお書きください。

伊藤さんの「愛」があふれていた報告でした。ワークライフバランスではなく「ライフワークバランス」。
従業員のみなさまが、イキイキしていることにより、利用者さんにも評判が良く、関わっている人々、すべてを巻き込んで幸せにしていると思いました。

人生の質の向上に、利用者様のご家族も対象に入っているのを伺って感銘を受けました。
伊藤様の事業ですと、デイサービス・リハビリを通して、歩けるようになったり杖がいらなくなったり、利用者様が健康的になればなるほどご家族の負担も減り、自分の時間に使えるようになって人生の質が向上するんだなと勉強になりました。

初めての参加でしたが、経営者として見る組織について、学ぶ事ができました。
他業種の方とも話す機会があり、一人では思いつかない視点を得ることができました。

・経営者がきちんと理念を持っておられることに感銘を受けた
・社員、スタッフの人生に思いをはせておられていることに正直驚いた。
・やはり初期の達成目標には収入(給料)の満足度が必要なのだなあと思った

同じ介護の仕事をしているが、どうしても利用者さんのことばかり考えてしまうが、しっかりとスタッフのことも気にかけて、一緒に解決していこう!という姿勢がすごく良かった。長所をもっと伸ばすお話しもよかった。

役職から役割へ、◯◯さんだからこの役割という考え方が、人にフォーカスされた良い組織作りだなと感じました。

人生の質は何か。自分の人生の質を上げなければ、身の回りの方の人生の質を上げることはできない。周りの人生の質が上がるのを見ることが、自分の人生の質を上げることになるのか、と感じた。

人財力の大切さを改めて感じました。同じ業態でもあるので、イメージしやすく、大変勉強になりました。

スタッフへの教育方法
社内の取り組みや、トラブルのかいけ方法等

従業員に愛されてる職場なのがよくわかりました。

ワークライフバランス→ライフを重視する働き方(自分の時間を優先できる)
一緒に働く上で、人柄で採用するという考え方が参考になった。
やってみたい、やりたいという自主性を尊重すること
忙しい時でも話を聞く事が、心の器を広げること。

家族を大切にすることと従業員を大切にすることは、リンクしていると思いました。

人財育成における3つの教育がある事、それを踏まえて個々の役割を担ってもらう事の大切さを知る事が出来ました。

経営者としての役割について学び、考えれた事が大変良かったです。

働き方を柔軟にする事で子育て世代の多様な状況に対応されて受け入れている事にとても素晴らしさを感じました。
立ち話からの面談や飲みニケーションなど、スタッフさんと関わる時間を大切にするからこそ、伊藤さんからの「働く人を大切にする」という意思が伝播しているのだろうと感じました。
どれだけ忙しくてもめんどくさがらずに感情的にならないように話を聞いているというのは簡単なようで難しい事だと思います。それを徹底してるからこそ、人がついてくるのでしょうね。

グループ討論で「社員の人生の質は?」という点にスポットを当てられたが、その部分を考えさせられる事にハッとなりました。
自分さえ良ければ、自分の考えはこうだからでは誰も信じられないし信じてもらえなくなるな、と改めて感じる事ができました。

企業理念が最初はお客様が対象だったところから、今はスタッフがまず第一に変わったというのが、とても大切だと感じた。

同じ介護サービスで経営されている伊藤氏の話を頂き、明日からの仕事で今一度、一人一人の職員と向い合い、その先の利用者さん、家族さん、地域の方の人生の質の向上の為に貢献できればと思いました。ありがとうございます。

同友会で学ばれたことを素直に取り入れ、すごく成長されておられた。
同友会の紹介が多かったので、もう少し深い話が聞けたらよかったです。

課題解決×「喜び・感動」→付加価値、他社との差別化
その人に合った役割を与える
見えない価値を高める努力

社員さんとの本気、本音の関わり合いや関わり方等、今感じている問題の解決のヒントを知ることができました。
非常に良い例会でした。ありがとうございます。

部長(役職)だから〇〇しなければ、ではなく、〇〇さんだからこの役割、というのが響きました。

協育!
手を止めて話を聞く!2025年の目標にします。わたしの苦手なところ!
色んな人に頼りすぎている。

全スタッフとの関わり方がすごく良い会社と感じました。私自身も同じ業種なので全部学びになりました。

企業理念が最初はお客様が対象だったところから、今はスタッフがまず第一に変わったというのが、とても大切だと感じた。

伊藤様の報告をお聞かせ頂き、経営の本質をよく理解されておられるなあと感動致しました。しかし当たり前のことがなかなか理解されない現実があります。ドラッカー教授の言う通り「大人になってからは真摯さは学習できない」のでしょうか。

働きやすい職場なんだなと思いました。従業員がやめないという点がすごいと思いました。
見習いたいと思います。

社員さんの働きやすさが、しっかりと作られており、素晴らしいと感じました。

同じ業種でしたので、全てのことが参考、共感、学びになりました。
ありがとうございます。

経営者としての役割とは何かを考えさせられた。

社員さんとの関わりと真剣に向き合っている姿勢が素晴らしいと感じました

人生の質向上のために自己実現のために能力を高め、不必要なものを捨てる勇気となすべきことに集中する。
5つの自由、体の健康・経済・知識・精進・社会性

お金のための経営から人間関係重視スタイルにシフト
 ↑ やっぱりこのスタイルが最強だと再認識

他責の人は採用しない

なら支部の例会・行事予定