2024年7月 香芝ブロック会

2024年7月 香芝ブロック会0 2024年7月 香芝ブロック会1
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2024年7月 香芝ブロック会

2024.07.29(木)18:30-20:30
株式会社ヒロホールディングスにて
 
◯テーマ
・ブロック会だからざっくばらんに何でも聞いてみよう!
決算書のどこ見てる?中々聞けない金融機関のあれこれ
◯報告者
奈良信用金庫 片岡常勤理事
奈良信用金庫 綾田本店営業部カンパニー・アドバイザーマネージャー
◯参加者:13名
◯概要
今月は金融機関連携ということで、奈良信用金庫の片岡さんと綾田さんに、金融機関目線で会社の決算書の見方を教えていただきました。
《信用金庫は地域で集めた資金を地元企業・住民に還元し、地域社会の発展に寄与する》とまさに同友会理念の1つでもあるフレーズからのスタートで聞く人の心をガッツリと掴まれての報告開始となりました。
その後《貸すも親切、貸さぬも親切》ということで、金融機関としては「貸したお金がお客様のお役に立ち、感謝されて返ってくるような生きたお金を貸さなければならない」という目線で融資の判断をしているということでした。
また、
融資の基準には定量分析と定性分析があり、現場は定性重視だけど融資課は定量重視。特に直近の決算では厳しくても、経営者の人柄や今後の展開をしっかりと内部に伝えることで最終融資のOKになることも多いということです。
一般論にはなりますが、現預金は月商の3ヶ月分以上。売掛金は明細を見て回収できるか確認。所要運転資金は短期借入にしておくべき。など、具体的なお話を聞くことができました。
報告後の質疑応答では、
・法人成りを考えているが、すぐに融資を受れるのか
・SNSは定性分析に使われるか
・年商を超える融資はあるのか
・初めて取引する場合、どれくらいまで借りれるのか
・プロパー融資になるためには
・複数の借り入れをまとめたいけど、注意点は
など、この場でしか聞けないような内容が盛りだくさんな会となりました。
その後、ヒロホールディングスさんが購入されたApple Vision Proを体験させてもらいました。目の前に広がる臨場感ある風景が今後ますます広がるであろうARやMRの可能性を感じました!

執筆者:つなぐる株式会社 井口 敬之