会報誌インタビュー「VOICE・この人この声」では、「会員企業は辞書の1ページ」という同友会らしく会員の等身大の声をお伝えしています。
人材ニュース株式会社 代表取締役 廣橋 隆 氏 (やまと東支部長)
人材ニュース株式会社の代表取締役の廣橋です。やまと東支部で3年間幹事長を、2024年から支部長をさせていただいています。
同友会入会のきっかけ
父親が創業者で、奈良同友会の創立メンバーなんです。仕事が終わってから何かしてるんやなというのは高校生の頃から意識していました。私が社会人になり人材ニュースで働くようになって、父に同友会に一緒に連れてってもらったというのが入会の経緯です。当社の経営指針書にも同友会の「共育」が書いてあったりしましたので、同友会には違和感なく入りました。入会当初は代表でもなく、経営者とはなんたるかなどはあまり考えてなかったです。経営に対する知識だけが豊富になっていく、始めはそんな参加でした。
同友会の良いところ
同友会の良いところは、異業種の集まりという部分です。同業種だと当たり前のことが、異業種の方に話を聞くとなんか全然違う価値観でやっていたり、自社経営だけでは入ってこない情報も手に入る。いろんな価値観に触れ学べることができるのが良いところです。
活動を通して成長が必要な部分が見えてくる
今期は支部長、それまでは支部幹事長、ブロック長など役をさせていただくと、今成長が必要な部分がめちゃくちゃよく分かります。例えば、方針を決めてメンバーを巻き込んで進めることは、会社でも同友会でもあると思うんですが、そこが私はめちゃくちゃ苦手だと活動の中で発見しました。そして、組織強化活動、会社で言うと営業活動が実は苦手だったことが見えたり、同友会活動をする中で、成長が必要な部分が見えて、その都度自身も会社も良くなっていきました。
真剣に経営の話をする仲間ができる
経営がうまくいっている時は社員と一緒に喜べるんですが、やはりいい時ばかりではない。そういう時に社員さんにはなかなか言えない相談だとか、決断を迫られる場面はあると思いますが、同友会の皆さんはすでに経験をされている方がいるので、「こういう時どうされましたか?」と相談できる。やっぱり大変な時もあるし嬉しい時もあるし、そういったことが経営者同士で話せることが良いですし、仲間がどんどん増える。そして、経営のヒントをたくさんもらってきて自社の経営にすごく生かされています。