㈱ワカクサ 安本 昌広氏~「VOICE・この人 この声」第12回

2023年8月29日 投稿

会報誌インタビュー「VOICE・この人この声」では、「会員企業は辞書の1ページ」という同友会らしく会員の等身大の声をお伝えしています。

㈱ワカクサ  代表取締役社長  安本 昌広 氏 (青年部会幹事長)

なぜ同友会に入会しましたか?入会したきっかけは

僕が同友会に入会したきっかけは、奈良同友会会員の中野愛一郎さん((株)イベント21)と出会ったことです。人生の大きな分岐点の1つで、今でも本当に感謝しています。当時は経営がわからず結果もでない中で、暗いトンネルをさ迷っていました。その時に県の勉強会で出会い、初対面の僕に奈良同友会を教えて頂きました。初めてゲスト参加した例会の報告内容がどうだったかは覚えてはいませんが、唯一覚えている事は、経営の学びに対する熱意や会場の熱気です。純粋に「こんな経営者になりたい」と想い、その場で入会をさせて頂きました。

ご自身が考える同友会の良いところ

僕が考える同友会の良いところは、先ずこの会の理念です。そしてこの理念のもと集う経営者と共に学び切磋琢磨できる環境です。次に、自己姿勢や経営姿勢を常に問われるところです。色々な場面で「何の為に」が常に問われます。これを繰り返すことで1つの物事を深く考え、自分の中に血肉化することが出来ます。同友会のコンテンツや考え方等、すべての環境が良いですね。

自社と同友会の不離一体について

「不離一体」この言葉は、藤枝一典さん(フジエダ珈琲(株))から1年間掛けて教えて頂きました。印象に残っている言葉は、「やっさん、会社で出来て同友会で出来へんのは偽物やで。逆も一緒」。この言葉でハッとさせられました。そこからは挨拶ひとつにしても「不離一体」と捉えて考動しています。

同友会で何を一番学びましたか?

同友会で一番の学びは、僕の場合やっぱり自己姿勢ですかね。入会当時はすべて外部環境に逃げて、言い訳し、文句を言っていました。今でもまだ少し出て来る時がありますが…。本当に同友会の環境や、周りの方々に少しずつ変えて頂きました。でもこれは、入会当時に感じた「こんな経営者になりたい」を僕自身が想い続けてもがいたからだと思います。ちゃんと自分も褒めてあげたいです!

執筆者:株式会社epo 辻哲治