紹介記事
会報誌インタビュー「VOICE・この人この声」では、「会員企業は辞書の1ページ」という同友会らしく会員の等身大の声をお伝えしています。
葛城工業株式会社 代表取締役 吉岡弘修 氏 (代表理事)
葛城工業株式会社の代表取締役の吉岡です。事業内容は金属製品の製造業をやっております。
同友会の良いところ
元々うちの会長が先に入会しており、20代後半の時にある会員さんが「お前が出てこい」と誘っていただき、ブロック会に参加し、そこから継続的に参加するようになりました。最初のブロック会での経営者の人たちの討論がすごかったです。僕が1番若手で、結構年上の人ばかりで怖いような印象もありましたが、話をすごく聞いてくれて、溶け込みやすいというか、喋りやすい雰囲気がありました。やっぱり同友会のいいところは、年齢に関係なく本当に同等の立場で話すことができるところです。会員として入っている以上は、聞かれたことには必ず何か答えをいただけますし、そういう雰囲気が同友会独自の文化で良いところです。
同友会と自社経営は不離一体
今は代表理事していますが、ブロック長、支部長から始まって、同友会での役職が上がっていき大役をいただくに従って、会社としても大きくなってきましたので、ある意味同友会と共に育ってきたといっても良いと思います。はっきり言って前しか向いてきませんでした。
同友会には、前を向く源のようなエネルギーみたいなものが確実にあります。だからあまり離れるとそれが弱まる。同友会に来ることで、いろんな人と話をし、また前を向ける。そういう会やと思います。
人を活かす経営を学ぶ
同友会で一番学んだことは、やっぱり人です。人をどう生かすか、人との関わり方を学びました。経営をしていく中で、自分1人で必死にやっても会社がうまく回らない。長いこと同友会をやってる間に、従業員の方をどのように巻き込んで経営をしていけばいいかというのが分かってきた。結局、経営指針を作って、計画を立てる。理念経営やっていく流れの中で、人を巻き込むことが一番重要だとわかりました。262の法則というのがあって、2割はもう自主的社員でみんなよくやってくれる。うちは大体、社員パートを合わせて従業員が150人ぐらいですが、大体30人ぐらいは自主的社員がいて、その人数が増えてくれば会社が大きくなるにつれて力強くなる実感があります。
自分に腹落ちした上で行動に移す
将来のためには、やっぱり他の会に入るんやったら僕はまず同友会に入るべきやと絶対思います。できるだけ若いうちから入って会で揉まれる。やっぱりいろんな会員さんと交わるというのはすごく勉強になるし、刺激にもなります。
しかし自分で考えるということをやらないと、会に入っていても意味はありません。いろんな人の話を聞いて、自分に腹落ちした上で行動に移していくことが1番重要なところです。人の影響を受けるっていうのは成長するのにすごく大事なことだと思いますし、同友会にはその環境があります。
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