増本 晃氏-自己紹介

あなたは同友会で何を学んでますか?(学びますか?)同友会に何を期待しますか?
「人を活かす経営」、「組織・体制作り」を学んだり体験したことを活かしながら強靭な企業として地域になくてはならない企業にしていく必要性を入会後強く意識するようになった。
実際、同友会組織全体が「企業」だと例えるならば、会員さんは社員であり、運営幹事は経営者幹部であり、その組織運営を通じて疑似体験することが可能であり、様々な経営者仲間とその運営について侃侃諤諤やりながら自社経営について考える良いキッカケとなるのが同友会であり、未来においてもそんな組織であることを望んでいる。
自身が大切にしている価値観・人生観
「人生楽しく」
あなたは(経営者として)何のために仕事をしていますか?
自分の楽しい、ヒトの楽しいを実現するため
社員と一緒にどのような会社にしたいですか?
お客様の気持ちを理解し、お客様や地域に必要とされる会社
共に働く社員にどうなってもらいたいですか?
「楽しい」とはどういう状況なのかを追求してもらいたい
会社紹介
何屋さんですか?(事業ドメイン)
楽しみながら環境に配慮できる商品を販売する小売屋さん
会社の強みはなんですか?
フレンドリー、家族的な雰囲気。実店舗運営
これから会社が進んでいく領域は?
更に多角的な環境に配慮した商品の販売
会社:
「かんとりいがあって良かった」「かんとりいにお願いしたい」と言われる、世間、地域に必要とされ、あてにされる会社となる
何を通じて存在意義を発信していますか?
お客様が欲しいと思う商品を提供し続けることで売り上げが継続的に計上され、存在意義が持続すると言う風に考えています。そのため、常に存在する当社が良いと考える商品とお客様の欲しい商品のギャップを埋める作業が必要と考えております。
そのギャップを埋めるために、中々手に取ってもらえない商品についてはPOPを書いたり、InstagramやFacebook、LINE、GooglemapなどのSNS媒体で定期的に発信しています。
https://www.countryorganicnatural.com/
https://www.instagram.com/countryorganic/
https://www.facebook.com/country.tomigaoka.nara
どんな価値を提供して社会に貢献していますか?
環境に配慮された商品を提供することでを多くの人が環境について意識してくださり、当社の商品を使用してくれるようになることで環境について考えるきっかけになり、地球環境が改善していくことで社会、地球環境の改善に貢献していくことを目標だと考えています。
何を通じて何を担っていますか?
当社の経営理念そのもの、「環境に配慮した商品の販売を通じて楽しい社会を目指す」ことを担っていると自負しております。
SDGsへの取り組み
【SDGsな会員企業紹介 取材記事(DOYUなら 338号)より抜粋】
とにかく、店そのものがまるごとSDGsであり、17の目標全部に該当、と言いたいところですが、強いて挙げるならば、健康に良いものということを最重要視して厳選された商品であることは「3.すべての人に健康と福祉を」にあたります。
また、化学合成物不使用の商品を売ることが生産者も消費者も生態系を守ることにつながりますので「12.つくる責任、つかう責任」にあたります。
そして「10.人や国の不平等をなくそう」。なぜかというと例えば途上国から公平な取引で調達された「フェアトレード」のチョコレートなどを取り扱っているからです。
紹介記事
会報誌インタビュー「VOICE・この人この声」では、「会員企業は辞書の1ページ」という同友会らしく会員の等身大の声をお伝えしています。
㈱かんとりい 代表取締役 増本 晃 氏 (経営労働委員長)

同友会に入って最も良かったことが、経営者のつながりです。それぞれ学んでいる背景が違いますし、頑張っている人、真面目な方が多く、いろんな方に目をかけていただけます。
動くことで何か変えられる、そう思って同友会で学んでいます。
入会して変わったこと
入会前も会社はうまくいっている感覚はあり、課題や困っていたわけではありませんが、他の経営者との出会いは少なかった。同業者とは話をしますが新商品や業界の話ばかり、経営の話をすることはありませんでした。売上に関わる小手先のやり方ばかりに気を取られてしまい「このままじゃあかん。今まで通りではこれ以上は難しいな、体質を変えたい」と感じたタイミングで 、縁あって入会しました。
入会して一番の変化は、社員に対しての考え方が変わったことと、経営をしていく上での対外的な関わり方を学べたことです。銀行との関わり方は同友会で教え てもらうまで、思いもつきませんでした。こんな機会がなかったら 「 いつかはやりたいな、考えたいなぁ 」と思って死んでいったのかもしれません。
行動が変化を生む
2016年に経営指針成文化&実践セミナーを初受講し、経営指針書を初めて作りました。当時は、社員にもっとこう動いてほしいなど、小手先のことばっかり考えていて、文字にしたらなんとかなると考えていましたが、結果は思い通りにいかない。文字にするだけで何年か過ごした。ただ文字にするだけでも考えていることは間違いなく、どんな下手くそな文章やったとしても字に書くこ とで見える形になる。だから少しずつ変わってこれたのだと思います。
経営指針書も6 冊目になり、今思うことは「自分でやらなあかん」ということです。やり方を押し付けても何も変わらない。社員が動ける環境、会社の仕組みをつくっていくことが経営者の仕事だと思います。昔はできなかったらそれで終わりだったのが、今は少しずつでも自分が動くことで何かを変えられると考えています。今年の 指針セミナーも あと 1 か月で 終わりですが、 今後も ぜひ経営指針書の成文化に取り組む経営者が増えていってほしいです。

