紹介記事
会報誌インタビュー「VOICE・この人この声」では、「会員企業は辞書の1ページ」という同友会らしく会員の等身大の声をお伝えしています。
今村住設株式会社 代表取締役 野村佳之 氏 (副代表理事)
なぜ同友会に入会しましたか?入会したきっかけは
1998年1月に今村住設㈱会長(当時:社長)名で入会、後に2003年1月には1社二人目として私名義で入会しました。紹介者はユニテックパロマ(株)社長で、自宅が近所、会長同士PTA等で顔なじみという状況だったのとあわせて、当時私は専務取締役で同業種の会や他の団体に参加するより同友会の方がためになると、紹介者より強く勧められたことで参加するようになりました。
ご自身が考える同友会の良いところ
良い見本と、悪い見本がたくさんある。
入会2年目から副ブロック長~ブロック長~支部三役(会計)~支部幹事長~副支部長~支部長等、支部幹事・理事を長く経験させて頂き、多くの例会に参加して時には報告者として例会に登壇させて頂き経営体験報告も数多くする機会を頂きました。
そこで人と人のつながり、関わり方、接し方、組織運営の在り方などを多く学びとれました。同友会はその学びの中から自身の立ち位置を確認し、自分の凝り固まった考え方を柔軟にさせてもらえる場所です。何より多くの会員の方々に出会い、自分が憧れる経営者から教えられ、後進の会員にそれを伝え成長される様を間近に見て感じることが出来る場所であるのが奈良同友会の良いところだと思います。
自社と同友会の不離一体について
同友会で学んだことを自社に生かせているかと問われると、まだまだ道半ばである事を痛感しています。今一度学び直し元年として2023年は「人間尊重の経営」を障害者共働委員会と女性部会に参加し奮闘中です。
同友会で何を一番学びましたか?
会社は経営者のものではない!同友会も同じ!リーダーとしての判断と行動が廻りに大きな影響をもたらす事を見せてもらいました。組織の中で、それぞれの役職によって「役割」が有りますが、トップに立つリーダーは「役割」と「役目」を果たさなければならない、「役目」は役を成し遂げなければならない事! 「経営者の覚悟」・・・それを目の前で体感できたことが一番の学びでした。