2023年11月　青年部会例会：自分がやりたいことをするために雇用をする
理念の追求に雇用は必要か？

11月29日（水）青年部会例会　開催報告

青年部会11月例会を奈良県社会福祉総合センターにて開催いたしました。

公認会計士である巳波会計事務所の巳波さんを報告者に迎え、理念の追求に雇用は必要か？～1人最強説からの脱却～というテーマでご報告いただきました。

巳波さんは、2017年8月に巳波会計事務所を開業し、当初、利益、業務効率の最大化から「一人最強説」という考えを持ち、1人で業務を行っていました。しかし、1人で経営することに限界を感じ、雇用に踏み出しました。 巳波さんは、報告の中で、雇用に踏み切った理由として、再生事業といわれる会社を無くしたい、すべての会社がワクワクする未来にすすむサポートがしたいという思いがあり、それを実現するために雇用をしたというお話がありました。

そして、巳波さんは、1人でできることには限界があり、自分がやりたいことの影響力を高めるためには、人の手が必要で、そのために雇用をするのではないかというお話がありました。 今回の報告で私が感じたことは、雇用が必要かについて考える上で、重要なのは売上などの対外的な条件だけではなく、仕事をとおして結局自分が何をしたいのかということだと思いました。

今回の例会のテーマは、雇用をした後の話ではなく、雇用を始めたときの話を聞きたいという思いから設定したテーマでした。いつもとは少しちがうテーマでしたが、皆様のご協力もあり当日は63名の参加と大変多くの方にご参加いただきました。

その後の懇親会にも43名もご参加いただきました。ご参加いただいた皆様誠にありがとうございました。この例会を機に、雇用に踏み出す会員が増え、今後より多くの会員と人を生かす経営について学びあえれば大変うれしく思います。

最後に、本例会を成功させられたのは、事業責任者であった北垣内さんのもとチーム一丸となり綿密に計画をねり、多くの打合せ、リハーサルを重ねた結果であったと思います。重ねてお礼申し上げます。

（座長　オルタナ法律事務所　田中 悠介）