なら支部6月例会を、6月30日(月)に奈良ロイヤルホテルにて開催いたしました。
テーマは「会社は潰れるもの!〜経営理念を実践する過程〜」。株式会社エコリングTRIBE 代表取締役・是澤誠一郎氏にご報告いただきました。
参加者は60名(うちゲスト5名)にのぼり、非常に盛り上がる例会となりました。今期のなら支部では、企業変革支援プログラムに沿った例会づくりを進めており、今回はその第Ⅱ章「経営理念を実践する過程」をテーマに据えて開催しました。
前半では、是澤さんが育った家庭環境や人生の歩み、エコリング社に入社されるまでの生い立ちについてお話いただきました。後半では、独立後に立ち上げたご自身の会社での経営実践について、具体的にご報告いただきました。
経営理念を起点に、経営方針やビジネスモデル、行動計画はもちろん、教育制度や評価制度に至るまで、全社的な仕組みが設計されており、社員一人ひとりの力を引き出して、それを一つにまとめて組織を動かしている姿勢に、素直にすごいと感じました。
是澤さんは、過去の強烈な体験から「会社は潰れるもの」という危機感を持ち続けておられます。だからこそ、「会社を潰さないためには人が最も重要である」という強い信念のもと、経営理念を軸にした経営を実践されてきたことが強く伝わってきました。
報告者への質問も非常に多くあり、すべてにお応えいただくのが難しいほど、関心の高さがうかがえました。また、社員の方も複数名参加されており、是澤さんご自身が初めて語られたという生い立ちを社員と共有されていたことも、非常に印象深い場面でした。
参加された方の声
例会報告から学んだこと、感じたことなどを率直にお書きください。
各種分析・データを見る事はもちろん、「会社が潰れる=価値の損壊⇒価値のアップデート」と、考え方・事象の言語化がされている事により、行動や向かう方向が明確化・加速化されていると感じた。
理念に結びついた戦略
是澤代表の生い立ちから改めて会社の理念方針を聞き、身の引き締まる思いです。
常日頃から経営理念の理解を深め、社員に落とし込むことでより強固な会社、組織作りをすることでお客様の満足度を最大限引き上げられるように努めてまいります。
理念経営の浸透の仕方 人にフォーカス 社員全員で学ぶ、外部研修も取り入れる
企業は誕生した時点から陳腐化する
想い→仕組みづくり
経営理念の大切さ、必要性を感じました。
是澤さんは本当に学んでおられることが伝わりました。
そして、やはり人を大切にする会社が伸びると確信に変わりました。
会社は常に陳腐化しているからこそ、価値をアップデートし続ける。
人時生産性27,000円の凄まじさ!
改めて、人材育成や目標設定に対しての意識が高まりました
経営者として社員に誠実である覚悟を学びました
経営理念の社員への浸透、各々が自覚を持って行動する大切さを改めて感じた。
理念に基づいた経営をする重要性を感じた。
その理念は全社員で作り全社員で実践することがより良い会社を作ることに繋がると感じた。
自社の経営理念や指針、計画など他の方に共有するということをあまりしてこなかったので、まずはそれを知る見る考えることをしていきます。
グループ長の学びが大きかった
是澤さんが、事業と組織づくりをバランスよく、とても楽しんでおられる様に感じました。
是澤氏の生い立ちからくる仕事に対する考えを聞くことができ、自身の仕事観の見直すべき点がわかり、非常にためになりました。
方針、計画の重要性
今の事業が前職の基本、基盤になっている事を改めて感じた。
そして今につながり、今後、法人化するにしても大切な部分を見出すきっかけになった。
まとまりが良い話だと思います
個人で動いている代表の5であったり、エコリングがフランチャイズに売る側なのに対してフランチャイズとして買う側の5の視点など、自分にない視点の話を聞くことができ、新しく学べる部分があった。
グループ討論からも、新しい発想を取り入れることができるのではと気づかされた。
外部環境、SWOT分析をもとに自社の方針の裏付けを明確にする
何もしなければ会社は潰れる。この意識を社員さんレベルまで共有することで、一人一人の会社の中での立ち位置がしっかりすると思いました。
会社の資産(人材)を適切に配置することが重要。
共通の目的を持って、経営者から一般社員までが同じ方向性を向いて業務にあたる
同じ43歳、負けていられない もっと広く大きく先を見たい。
理念の共有、評価の仕組みが素晴らしい
社員、地域の方へ貢献できるよう育成に力を入れる









