10月3日(金)奈良学園大学講義「教職実践演習」 開催報告
大学4年生 約90名の学生さんと一緒に「働きがい」について授業連携をさせていただきました!
この講義は、教員志望の学生が社会人としての社会性や対人関係能力向上などのために開講されており、昨年に続いての依頼となりました。
学生さんからは事前にたくさんの質問をいただきました。
・転職について
・仕事のやりがいについて
・仕事をするにあたって、お金以外のやりがいとは?
など、どれも真剣に将来を考えた質問ばかり。みんな本当にありがとうございます。
講義のコンセプトは『大人の立ち話』テーマは「働きがいについて」。台本なし・出たとこ勝負の“リアルなトーク”です!
まず中野共同求人委員長から、「働きがいってこういう風に考えられるよー」と、【働きやすさ × やりがい】の関係をわかりやすく解説。
💡働きやすさ:給料や待遇、人間関係などの環境面
💡やりがい:嬉しい・楽しい・感動の瞬間
「この両方があってこそ“働きがい”につながるよね!」という言葉に、学生さんもうなずいていました。
次は、登壇者からのリアルな“働きがい”トークです。
続いて登壇された方々が、それぞれの“働きがい”を語ってくれました。
「夢を追いかけて仕事をしていくうちに、たくさんの人が共感し、チームで達成できた瞬間が最高でした」
「社員さんから“ありがとう”と言われたとき、心からやっていてよかったと思いました」
そんな一つひとつのエピソードに、会場全体が引き込まれていきました。そして、それを聞いた中野委員長がこう話し始めました。
〇 働きがいにはフェーズがある!
「働きがいという概念は、5段階に分けられると思うんです」
フェーズ1:自分のために働く(お金・名誉)
フェーズ2:目の前の人のために働く(お客様・家族)フェーズ3:周りの人のために働く(会社・仲間)
フェーズ4:地域・社会のために働く
フェーズ4.5:未来のために働く(自分たちがいなくなっても続く想い)
「おっと、自分はフェーズ2かも」「私は1と2の間かな」
「フェーズって4.5まであるんや💦」「フェーズ5は地球のため、かもな」いや、宇宙のためも出てくるかも!」
などなど、大人も学生も一緒に考えながら盛り上がりました。
〇学生とのディスカッションタイム
25分間のグループトークでは、どのチームも真剣かつ楽しそうに意見交換。発表では、「知ることは大事。知るためには行動することが大事。」と語る学生さんの言葉が印象的でした。
みんなきっと、いい大人になって、たくさんの人を輝かせる存在になると思います。
共同求人委員会では、このような授業連携を通じて、学生と企業、そして地域をつなぐ活動を続けています。
自分が困らないために。目の前の企業、地域、未来のために。そんな想いで一緒に取り組む仲間を募集中です!
「興味ある!」「共感した!」という方は、ぜひご連絡ください!
【お問い合わせ先】
奈良県中小企業家同友会
〒630-8215 奈良県奈良市東向中町6−407
TEL0742-25-5660
参加された方の声
本日の内容や討論から考えたこと、感じたことなどを率直にお書きください。
「自分が決めたことを“正解”にする」という言葉を大切に、迷いもありながら決めた教員という仕事に向き合い、つらいことも楽しさに変えていきたい。
来年から教師として働くことに不安があったが、目的を持って働くことが大切だと実感した。
生きていくのにお金を稼ぐ必要がありそのために仕事があると思っていた。自分なりの働きがいをみつけて頑張ろうと思いました。
周りの環境よりも、まずは自分自身がどのように進んでいくのか?どのような未来を目指すのか?を主体的に取り組んでいくことが大切だと学びました。