例会・行事内容
同友会大学“共育”講座の開講にあたって
奈良同友会では、同友会大学を3 年おきに開講しています。前回の2019 年度は最終盤にコロナ禍がは
じまり、誰もが大きな変化を予感しました。あれから3 年、中小企業をとりまく環境は従来にも増してダイナミックに、そして多様に変化しています。 政治、経済、社会の急激な構造変化に対して、経験則に頼るだけではなく、情勢を科学的、本質的につかみ、自ら考察し、他者と協働を図る力が求められるようになっています。
中小企業家同友会では、1993 年にこれからめざす企業像として「21 世紀型中小企業」を提起しました。
そこには、企業自体が存在意義を確立して「自立型中小企業」になること、そして一人ひとりが「自
立的」でありながら互いに高めあう共育の組織風土を確立することが示されています。
Think globally， Act locally！ 「グローバルに物事を考え、地域的観点で活動する」 ― 私たち中小
企業は、世界を見据えながら、この奈良の地で事業を行い、暮らしを支えています。そんな私たち一人ひとりが「中小企業だからこそできること」「地域で育まれる多様な視点」「なりたい自分を追求する力」を磨くことは、地域の付加価値になっていきます。だからこそ今、共に学びあいましょう。
長丁場ですが、継続して粘り強く学ぶ意義をご理解いただき、多くの企業の方の参加をお待ちしています。
