株式会社大隅電氣 梅田 加都 氏~「VOICE・この人 この声」第14回

2023年10月23日 投稿

会報誌インタビュー「VOICE・この人この声」では、「会員企業は辞書の1ページ」という同友会らしく会員の等身大の声をお伝えしています。

株式会社大隅電氣  取締役  梅田 加都 氏 (女性部会長)

なぜ同友会に入会しましたか?入会したきっかけは

2010年春、大隅電氣に入社。経営を学ぶため参加した桜井市商工会主催の「経営塾」で佐野元洋副代表理事に出逢い、「‘理念’を作りたいのなら、同友会ですよ!」とお誘いいただき、青年部のお食事会に参加したことがきっかけです。

ご自身が考える同友会の良いところ

―青年部時代
様々な経営者の考え方に触れ、「視野を拡げること」に専念しました。どんな困難も乗り越えていける「鳥の目 虫の目 魚の目」を養うことが青年部時代の使命だと思い、あらゆる活動に参加。そんな中、「青全交in奈良」が開催され、奈良県がとても「特別なエリア」であること、地元桜井市に秘められた「地域資源」に気付くことができました。

―和会時代の到来
青全交テーマ・聖徳太子の「以和為貴」という成文化された日本最古の理念を「和会」で引き継ぎました。地域に根差す経営者が、ここにしかない唯一のもの、他と競合しないものを知り、自社のブランディングと共に世に発信することで、地元ファンを増やす尊い活動に繋がりました。

―そして女性部時代の幕開け
多様性の時代、「D&I」という新たな指標と共に、近畿圏や全国行事に参加する機会が増えました。一味違う意見、議論の質と熱意。全国の仲間とご縁が広がり刺激的な毎日が始まっています。自社だけに留まっていては出来なかった貴重な経験の数々が大きく自分を成長させてくれました。ずばりこれが同友会の良いところだと思います!

自社と同友会の不離一体について

「主体的に」動くことです。そうでなければ人生何も得ることはできないでしょう。先日の女性部例会では、これからの不離一体には「自社」と「同友会」に、さらに「プライベートライフ」もプラスして下さい、と提言させてもらいました。人生丸ごと、得たものを生かし良きものに変えていく、これが真の不離一体だと考えています。

同友会で何を一番学びましたか?

同友会で得た最高の宝物は、「人との関わり方」を学べたことです。多様な意見に耳を傾け、得意を活かして足らずを補強し合い、和をもって事を進めていく姿勢。同友会の醍醐味は、この生身の人間で行われる組織運営を体感することではないでしょうか。このかけがえのない宝物は、この先も私の人生を豊かで喜びに満ちたものにしてくれると思っています。

執筆者:株式会社MWV 森脇 正文