㈱ファーマシー木のうた  小林 寛樹 氏~「VOICE・この人 この声」第2回

2023年6月18日 投稿

会報誌インタビュー「VOICE・この人この声」では、「会員企業は辞書の1ページ」という同友会らしく会員の等身大の声をお伝えしています。

㈱ファーマシー木のうた 代表取締役 小林 寛樹 氏 (なら支部長

なぜ同友会に入会しましたか?

入会したきっかけは、事業承継のタイミング。経営をしていく中で自分自身の芯が欲しかったことでした。もともと先代の父が同友会に入っていた時期があり、勉強をして経営指針発表会で自信を持って話をしていたことが強く印象に残っていました。自分も同友会で勉強したら自分の芯を持てるのではと考えて入会しました。

アイデアを出す手前の考え方

同友会で一番良かったことは、「アイデアを出す手前の考え方」を持てたことです。どういうふうに考えたらいいかという軸を持ったことで、同友会に入らなかったら会社として挑戦しなかったこと、経営者として考えが至らなかったことがあると思います。これは学んでいく中で、自分自身の考え方が広がったことと、経営者の繋がりが広がっていったからだと思います。

同友会で学んだことベスト3

①あいさつ・・・ 全国行った時の会長挨拶、他府県の人の挨拶など、挨拶はものすごく勉強になっています。他の経営者の人の考え方や立ち振る舞いから多くを学びました 。自分自身も、青年部会幹事長挨拶、支部長挨拶など経験をさせていただいて います。例会の最初に挨拶する人がどんな挨拶をされるのか、今そうい うことを言うタイミングなんだなと勉強させてもらいました。挨拶の聞き方もさまざまあり、そこからどんな人なんだなと見ることもできます。

②事業づくりの場 ・・・ 委員会や幹事会など場はいくつもありますが、他の経営者と一緒に何かをやっていく場の中で勉強させてもらいました。報告づくりのフィードバックや、時間配分、席の座り方でもなんらかの考え方を持って決めていますから、この人はこういうとこ ろを大事にする方なんだなとか、自分はあまり重要視していなかったことに気づけたり、自分が大事だと思っていたことは本質ではなく側の部分だったなど、たくさん勉強させてもらっています。

③経営指針成文化&実践セミナー ・・・ 一緒の事業を進めながら学びあ う例会づくりとは打って変わり、自分の会社について真剣に考えるのが指針セミナーです。自分が自分の会社について考え られる場であることはもちろん、参加者の皆さんが自 社についてどう考えているか、経営の力点をどこに置いているかを学べ、自分の考え方の参考になり、毎年参加することを 大事に思っています。

なら支部長として

同友会で学んでいく上で、「一緒に何かをすること」が重要だと考えています。やり方の話をしがちですが、何が大事かという部分のコミュニケーションを大事にしており、支部長としては幹事の皆さんと一緒に何かをする。ブロック長はブロックの皆さんと一緒に進めていく支部を意識しています。


執筆者:株式会社office masui 益井 貴生