9月12日 (火) 環境経営委員会合同例会 「カーボンニュートラルって何?」
2020年に政府が2050年を目標とする「カーボンニュートラル宣言」をしてから、言葉としてはよく耳にするようになったけど、「実際どんなことなん? 自社事業とどう関係するん?」という初歩的なことからちゃんと学びたい、という意見が環境経営委員会の中から出て、委員が自分の所属ブロックにこの企画を持ち帰り実現した勉強会でした。
話題提供したのは環境経営委員会の西澤明子さん(株式会社コトネットエンジニアリング)。カーボンニュートラルというのは、地球温暖化の原因である温室効果ガスの排出量と吸収量をプラマイゼロにすること。では、事業者としてどのような取り組みができるかの例としてはこれまたエネルギーの生成と消費の収支がプラマイゼロになる建物ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング)の導入などが挙げられました。もちろん「ゼロカーボンアクション30」というもっと身近な取り組み例も。そして補助金情報!
一通りのレクシャーの後も、初期費用ゼロで発電設備を導入できるPPA方式や、EV車や蓄電池の蓄電機能についてなどをもっと詳しく教えてほしいという質問が出されたり、電気代高騰について思うところのぶっちゃけトークなど、活発な質疑応答タイムとなりました。
今回は委員会とブロック会でそれぞれプレを行いました。合同例会は単にグループ同士がひっつくというだけでなく、学びのプロセスが増えて、何か層が厚い気づきがあるところが良いなというのが終わっての感想です。