2024年最初のなら支部例会が経営労働委員会との合同で奈良ロイヤルホテルにて開催されました。 今回は『会社の健康診断をしてみませんか?』~企業変革支援プログラムの取り組み~をテーマに、経営労働委員会の(株)かんとりいの増本委員長と、孫七瓦工業(株)の清水さん、お二人にお話しいただくという形の例会となりました。 まず、増本委員長より会社の羅針盤である経営指針書の成文化と実践に取り組むにあたり、『企業変革支援プログロム』をコミュニケーションツールとして、社員と共につくり上げていくことがいかに大切かをお話し下さいました。さらに同友会会員専用のウェブツールである「e.doyu」を活用し、自社データを登録していくことにより「自社の今の状態、変化、気づきや今後の取り組みが見えてくる、企業の変化を支援するとても優れたプログラムである」と言うことを改めて認識いたしました。 続いて、清水さんに実践報告をしていただきました。2012年から始められたそうで、今では毎年、社員の皆さんと取り組まれていらっしゃるそうです。例会の限られた時間の中で実践例を詳しく伺うことができませんでしたので、改めて、色々とお話を聞いてみたいと思いました。短時間ではありましたがワークとして「自己分析シート」を使い、自社の健康診断をしていただき、その結果をもとに「自社の課題」をテーマにグループ討論をしました。 昨年、初めて経営指針セミナーを受講して、指針書の成文化の大切さなど様々なことを学ばせていただきましたが実践には至っていない状態です。このプログラムを利用させていただき、より良い会社を作って行きたいと思います。今年も経営指針セミナーの開催があります。指針書の成文化も、ですが企業変革支援プログラムの取り組み方もさらに学びたいと思います。
((株)東豊技建 中島 美香)
参加された方の声
例会報告から学んだこと、感じたことなどを率直にお書きください。
自社に足りないことを解決するヒントは、企業変革プログラムなど同友会で発行されている書物にあると改めて感じたので、すぐ読みます!
普段から慣れている変革支援プログラムなので、わたしには、違和感はないですが、初めて見る人には、難しいのではなかったかな?と思います。
30分では、時間が足りませんでした。
企業変革支援プロジェクトを初めて知ったが、自分の経営が科学的になっていない(チェック、標準化)ことに気付けた。
成熟度=決めて実践して検証しているか
経営指針をきめ、なにをチェックしていけばいいのかを知ることが大切であると感じた。
コミュニケーションの大切さ
指針セミナーの前宿題として、企業変革支援プログラムというものがある事を、初めて知ったので、このチェックシートが会社全体の共有であったり、将来の目標、コミュニケーション等のツールとして使える事が知れて良かったです
孫七瓦工業㈱ 代表 清水氏の話を聞いて、やはりしっかりツールを使い分析改善されていた。続けることが大切とおっしゃっていたので、がんばって続けたいと思います。
・自分ひとりで企業変革プログラムをしない
・単年度での変化でなく、どう推移したかの検証が必要
・座長まとめ、よかったです。社長に参加してもらえてよかった!
・社員がいない、採用予定もない人へ取り組み意識をもってもらうのは難しい。
理念の必要性。最適化の定義とは?
スタッフの望んでいる事が何か聞き、取り入れていこうと思った
生徒・保護者にアンケートをとろうと思った
社員と自社の出来ている事、出来ていない事を共有する事が勉強になりました
改めて自社の課題と向き合えた
企業変革プログラムの重要性は理解しておりましたが、実践してなかったなぁと改めて思いました。今期から社内でも委員会の設置を行いました。社員さんと一緒にやっていきたいと思います。
経営指針書を継続して学びながら作成して、そこで気付く事気付けることは企業変革支援プログラムを活用して実践していく真摯さがとても大切だと改めて思いました。
・経営についての深掘り
・人財教育 人は財 どのように育て、どの進路を行くか
・人に合わせての今の手札での指針書作り
・今後、経営指針書があればその店や会社の方向性、特性を深く知ってもらえる