㈱office masui 益井 貴生 氏~「VOICE・この人 この声」第10回

2023年7月29日 投稿

会報誌インタビュー「VOICE・この人この声」では、「会員企業は辞書の1ページ」という同友会らしく会員の等身大の声をお伝えしています。

㈱office masui  代表取締役  益井 貴生 氏 (広報・情報化委員長)

なぜ同友会に入会しましたか?入会したきっかけは

 知り合いは友人と家族と顧客のみの小さな縁でした。2017年1月業務委託関係の2人を社員に雇用したことをきっかけに、縁をもっと広げたいと考えた時にお声掛けいただき、入会しました。

ご自身が考える同友会の良いところ

 会社の規模・年齢・役職関係なく話ができ、相談にのってもらえ、素直に学び合う人たちがたくさんいる所ですね。学び合うコンテンツがしっかりしています。また同友会会員だからというだけで、全国規模の視点で情報を共有できること。広報・情報化委員会の全国大会、青年部会では近畿サミットや青年部連絡会、青全交などでたくさんの仲間と出会い、ビジネスでも腹の内を見せ合えるし、時には「益井さんそれ不味いんじゃない?」と直球でアドバイスをもらえるところです。

自社と同友会の不離一体について

 目的「何のために」をしっかりと考える所です。1 人で仕事をしている時には、「やり方」 を重要視していましたが、「何のために」という目的をしっかり考えることで、自社の成長につながりました。経営指針書成文化セミナーで、3年かけ理念とビジョンを確立しましたが、新しい仕事のことを社員にどう思うかときいたら、理念の「知りたいと伝えたいをつなげることになりますから」という答えを返してくれることが増え、理念の浸透を実感しています。

また、10年ビジョンに掲げていた VR 技術を活かした新しい技術を導入していますが、考えたことを実現していくと自信につながっています。

そして同友会の先輩は笑顔で厳しいフィードバックをしてくださるところがポイントですね。自社の問題点・課題にふたをしていても、 ふたをこじ開けて心配をして、うるさいくらい忠告をしてくれます。

同友会で何を一番学びましたか?

 「覚悟」と「責任」です。覚悟と責任を持って取り組むことで、実現した時の喜びは腹の底から湧き上がるし、あかんかった時の悔しさも感じる。だからこそ、次のエネルギーになります。これを社員と共に毎日できる会社を目指しています。

執筆者:株式会社パートナーズ 中野 徹