紹介記事
会報誌インタビュー「VOICE・この人この声」では、「会員企業は辞書の1ページ」という同友会らしく会員の等身大の声をお伝えしています。
㈱サカガワ 代表取締役 阪川 隆信 氏 (やまと南西 支部長)

なぜ同友会に入会しましたか?
当時は経営者が集まる団体に参加していなかったこと も あり、長女の高校 PTA 役員で会員の岸上石油の社長の話を聞き「面白いな」と興味を持ったことがきっかけで、 2000 年に入会しました。
また事業の転換期であったこと、私より若い社員を入社させても次々と辞めていったこともあり入会しようと思いました。
ご自身が考える同友会の良いところ
年齢層が広いところ、当然引き出しが多くなる。そして中小企業家が多いところです。他の経済団体で会う中堅・大手企業の経営者にはサラリーマン社長 の 方 も 多いが、独立独歩している中小企業家は年齢に関係なく仕事に信念を持っていると感じます 。
また固いところと柔らかいところの両方があるところですね。勉強会もあるし、懇親会もあり、強くつながれるところでしょうか。
さらに全国組織があるので、県内だけでなく全国の中小企業家から学べ、知見が広がります。 20 年ほど前、誘われて全国行事に参加しだしました。今では「海童」という焼酎で有名な鹿児島同友会 の 濱田酒造 株 の濱田社長の報告を聞いたり、青森同友会を立ち上げた元代表理事の蛯沢勝男氏とお話をしたりしたことが刺激になったと言っていいでしょう。蛯沢氏から頂いた「同友会は漢方薬」と書かれた葉書はいまも私のデスクマットに挟み、大切にしています。
自社と同友会の不離一体について
同友会の考え方や会員企業の経営者からは 学べることが多いので、結局親しくなった社長の会社に必要な物 や修理など お願いし 、今では 9 割が同友会 会員企業 に頼んでいるので、同友会は切り離せない存在になっています。
入会当時は理念づくりに関しても社是みたいなものが必要と感じていたので、 指針書の必要性を感じて同友会に入ったようなもので 、 以来 経営 指針書は毎年更新しています。 理念を毎朝唱和していて、完全に浸透しているとは言えませんが社員の頭に入っていると思います。
これからは指針書の更新は若い経営幹部に任せていき、 5 年前 に つくった 10 年ビジョン では あと 5 年ですべてを渡していくと宣言しているので、事業を承継していきます。
同友会で何を一番学びましたか?
他の団体の経営セミナーとは全く違うことを学べました。実践ができている会員企業の新入社員が、しっかり話しする姿を見て 、 本当に学びの大切さを感じました。


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