台風で延期になっていたものが一か月遅れで開催できました。
テーマは「マーケティング&ブランディング」。
でもセミナーではなく、各ブロックから選出!?の3人に「聴かせて!教えて!新規事業のこと、地域ブランディング」のタイトル通り、それぞれの構想や実践を語ってもらい、「これぞマーケティング」「ブランディングってこういうことなんや」を探っていこうという趣向でした。
磯城・桜井ブロックの(株)ナカムラ 中村孝士氏は段ボール製造業者なのに、なぜかサツマイモ栽培のコーディネートから焼き芋の販路開拓まで手掛けることに。「お芋ギフト」用箱の提案で本業とつなげ、販路としては京都の観光スポットで爆売れさせたり、イスラム圏の観光客をターゲットにするなど売り筋としての目の向け方を例示してもらいました。
橿原・高市ブロックの(有)ポニーの里ファームの明見美代子氏は農業・地域・福祉の連携として薬草栽培を手掛け、ワークショップや健康がテーマのツーリズムで徐々にすそ野を広げる日々を若手右腕社員の保科正英さんとともに語ってくれました。
そして宇陀ブロックの植平工業(株)の植平秀次氏は、次から次へとヒット作を打ち出してきた押しも押されもせぬ鋼製造業なのに、これまたなぜか地ウイスキーをつくるという全く違う分野での構想が語られました。地元の有力者からの資金協力を得られたのは、これまでの製造業としての確たる実績や地域貢献がものを言ってると知らされました。
後半は、参加者に休憩時間、ペタペタと貼ってもらった質問や提案の書かれた付箋をもとに質疑応答と意見交換。たくさんの質問には3人のスピーカーはもちろんのこと、時には参加者に応えてもらうことも。
片隅で販売もされたポニーの里ファームの「キハダコーラ」の美味しさが議論の活発化に一役買ったのは間違いないです。
参加された方の声
報告およびグループ討論で学んだこと、感じたことなどを率直にお書きください。
”主体性”を持って地域でコラボ(連携)しているリーダーさんの実践のお話しが聞けました。つながりを生かして、いかに主体者となる覚悟があるかをつきつけられました。
会社として、新事業を立ち上げることって魅力的でもあり、従業員としても、偏った職種だけで無く、異業種にも関われる、又、チャレンジできる可能性もある事も魅力的である
それぞれ新しい事にチャレンジされている事に感銘を受けました
アイデアを生かし実行に繋げる
複合でビジネスを展開されており貴重なお話しを聞かせて頂きました。
・気づいていてもやらないと発信しないと何も変わらない
・まずは自分が変わること→すぐやれることは早くやる
・人を頼ることはズルではない(地域の方々を頼るのも良い)
・プレリリースとうまく活用したい。日頃の姿勢を正して日々精進する
地域を盛り上げる、行政との関わり
また農業が注目されてきているなと感じました
何でもあきらめなければチャンスになる!
ないものをほしがるのではなく、今あるものを数えよう!