益井 貴生氏-自己紹介
自身が大切にしている価値観・人生観
・人間には無限の可能性がある
・私たちには1人では見えていない盲点が無数に存在する
・のこぎりと引き出し
あなたは(経営者として)何のために仕事をしていますか?
1人では達成できない大きな役割を会社を通じて担い、社会に大きく貢献するため。
共に働く社員にどうなってもらいたいですか?
仕事の中で笑顔の見える「ありがとう」から力をもらい、人生の可能性を自ら広げていってほしい。「ありがとう」を積み重ね、理念を共にする仲間が一緒に成長し「できること」を増やし、人生において「やりたいこと」を一人ひとりが実現していく環境をひろげます。
あなたは同友会で何を学んでいますか?
組織経営と経営者の考え方
会社紹介
office masuiは何屋さん?
office masuiは、可能性を広げるIT企業です。
「知りたい」と「伝えたい」をつなげることで社会の役割を果たしています。
紹介記事
会報誌インタビュー「VOICE・この人この声」では、「会員企業は辞書の1ページ」という同友会らしく会員の等身大の声をお伝えしています。
(株)office masui 代表取締役 益井 貴生 氏

完全リモートワークで挑む、社員の人生を豊かにする指針経営
当社はウェブマーケティングの会社として、ホームページ制作や運用、集客コンサルティング、広告運用などを行っています。私を含め5名の社員全員が2020年から完全リモートワークで勤務しているのが特徴です。 2017年の同友会入会と同時に経営指針セミナーを受講し、指針書を作成・更新し続けて今年で9年目になりますが、本当の意味で社員を巻き込み、会社が変わり始めたのはここ数年のことでした。

「社長のモチベーション」から「全員の豊かさ」へ
指針書自体は2017年から作成していましたが、当初は社員へのヒアリング結果をまとめて「発表」する形式でした。それは私自身のモチベーションアップには繋がっていましたが、社員にとっては「言われてやっている」感覚が強く、自分の人生に関わるものだという実感は薄かったように思います。
転機となったのは、2025年度版(2年前)の指針書作成時でした。「社員全員の生活をより豊かにする」という目的を明確にし、ある社員には「一緒に豊かになろう、夢を実現できる会社にしよう」と直談判して、共に財務セミナー合宿へ参加しました。社員と2人で取り組んだことをきっかけに、社員全員を巻き込んだ指針づくりへと舵を切ることができました。

毎月の進捗会議で実力をつける
社員を巻き込むための具体的な取り組みとして、毎月の「経営進捗会議」を徹底しました。通常業務とは別に、指針書に基づいた重要タスクを設定し、毎週進捗を確認し、毎月振り返りを行うサイクルを1年間回し続けました。 この地道な積み重ねにより、参加した社員の実力が驚くほど向上しました。また、自分たちが頑張る姿を見せることで「他のメンバーも巻き込みたい」という共通認識が生まれ、組織としての一体感が出てきました。
今年の発表会は、コンベンションセンターの一室を借りての開催で、初めて外部の人(税理士や同友会の仲間)を招き、グループ討論を取り入れました。私が同席すると話しにくいこともあるため、あえて外部の方にグループ長を依頼し、全員が主体的に発言できる場を作りました。
ブレない軸とこれからの課題
こうした取り組みの成果として、同友会入会時から売上は約4倍になり、社員の給与・賞与も増やすことができました。対外的にも紹介案件が圧倒的に増えています。 また、「可能性を広げるIT企業で、知りたいと伝えたいをつなげる」という経営理念と、私自身の人生理念が完全に一致しているという確信が持てるようになったことで、経営判断に迷いがなくなりました。 現在の課題は、事業成長に対して人の採用が追いついていないことです。しかし、「新入社員が3ヶ月で粗利50万円を稼げる環境を作る」という3カ年中期方針を掲げて取り組んできた結果、育成の土台は整いつつあります。 今後も、社員が「自分の人生が豊かになる」と実感できる会社づくりを目指し、指針経営を深めていきたいと思います。







