関西施設㈱ 鶴田 靖雄氏 ~SDGsな 会員企業紹介 File No.8 

関西施設(株)/アットホーム関西  代表取締役  鶴田 靖雄 氏

所在地:磯城郡田原本町八尾419-5

経営理念:私たちは、モノづくりのプロとして、お客様に、安心・安全・快適を提供します。

私たちは、パートナーであり、家族であり、共に育ち、共に豊かになります。

1993年創業、主に生産工場・福祉施設・ショッピングモール・フィットネスクラブ・スイミングスクール・ 住宅の改修工事・営繕工事などの請負工事に従事。現在はスタッフも増え、新事業も展開されておられます。また一般住宅に「和」のコンセプトを絡め、必要かつ居心地の良い空間を提供できるように日々追求しておられます。

今回は関わられておられるゴールのうち、3つをピックアップします。

【SDGsのゴールで見ると】

「11. 住み続けられるまちづくりを」

端材・廃材を再利用したインテリアやアイテムを製作し、提供しています。リフォーム宅において、和風になりすぎないような和テイストを取り入れた内装にしたいという要望に応え、梁や柱の状態が綺麗なものを再利用し、またそのご家庭に一歩踏み入った「ご主人との思い出の棚」なども製作しました。

「12. つくる責任つかう責任」

味わい深い日本家屋の造り。近年に至り古風な雰囲気を保ったまま洋風な中に和風テイストが混ざった安心感を残す考えから、ふだんは畳などに使われる、イ草を利用した天井を考案・実使用。住む人に、その匂いと雰囲気でリラックスできる空間を提供できました。また提携先の職人たちと共に「匠人の会(たくとのかい)」を結成し、得意分野を活かしたアイテムの開発をおこない、物品を含む「モノづくり」にも力をいれています。

「17. パートナーシップで目標を達成しよう」

見た目の美しさと現実の「ギャップ」といった、大人になるまでの経験を年端のいかない子供たちに、これからどんどん学んでもらうのが、私たち大人の仕事であるという思いです。さらに子供心を忘れないように「おもちゃ」というワードに絡めて「TOY」T=楽しい、O=おもしろい、Y=やってみたい、と名付け、日々老若男女関係なく、生きていくという根本に仕事の意識をおいて精進していくのが私の仕事であるという思いでモノづくりを通じた「教育」をおこなっています。

執筆者:株式会社フィクラわんぱく坊主 堀川 晃弘